冨安健洋が2年ぶりの代表復帰「長い道のりだった」 昨年再手術→過酷なリハビリ「色々なことがあった」

森保ジャパンの冨安健洋【写真:増田美咲】
森保ジャパンの冨安健洋【写真:増田美咲】

千葉県内でアイスランド戦に向けたトレーニングを実施

 北中米ワールドカップ(W杯)メンバーの日本代表DF冨安健洋(アヤックス)が5月28日、千葉県内で同31日アイスランド戦に向けたトレーニングに合流した。24年6月以来、約2年ぶりの復帰。長期間のリハビリを経て戻ってきた大舞台に「長い道のりだった」と振り返った。

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 頼れる男が帰ってきた。約2年ぶりの日本代表。ピッチを踏み締め、仲間達とボールを蹴り合った。「練習前はちょっとそわそわしていた。変わっている部分もあったし、でも練習入っちゃえば集中してみんなと楽しくサッカーできた」。10人対10人のミニゲームでは前キャプテンのDF吉田麻也とセンターバックを組むなど、精力的に汗を流した。「(吉田と)今日横でやらせてもらって、いい意味で違和感なく普通にできました」と笑顔を見せた。

 冨安はイングランド1部アーセナルに所属していた2023年に右ひざを手術。リハビリを繰り返しながら、24年10月に復帰したものの、25年2月に再手術を受けた。その後、長期離脱を経て、昨年7月にアーセナルを退団。フリーでリハビリに専念していたが、昨年末にオランダの名門アヤックスへ電撃加入した。

 暗い、暗いトンネルだった。長期間のリハビリで光が見えない。「長い道のりだった。W杯のメンバーに入るまでにいろんなことがあったというのを忘れずに、いい意味でここにいるのは当たり前じゃないという意識は持って1日1日過ごしたい」。今年2月のエクセルシオール戦で484日ぶりの実戦復帰を果たし、公式戦9試合に出場。6月までの短期契約となっており、クラブへは自身のSNSを通して「わずか5か月でしたが、アヤックスをサポートする全ての方々に感謝を伝えたいです」と伝えていた。

「いろんな経験やいろんな感情を経験することができた。良くも悪くも、いい面も悪い面も。この期間がいい期間だったかというのは後からわかってくる。ここからだと思います」

 戻ってきた舞台。過酷なリハビリを乗り越えて、3月の英国遠征メンバーに選出されていたものの直前に負傷して活動を辞退した。それでも、北中米W杯メンバー入り。実力、実績ともに申し分なく、信頼も厚いリーダーだ。東京五輪世代で、森保一監督とも長く共にしてきた。「前回は正直終わった後に『楽しかった』と思わなかった。今回はそう言える大会にできたら。(カタールW杯は)気を使いすぎてたというか、没頭しきれなかった部分もあった。言いたいことは言って、特に何も考えず無の状態でいられるような大会にしたい」。2度目のW杯。大舞台はすぐそこだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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