W杯目標は堂々「得点王」 J内定辞退の21歳FW、強烈なメンタル「アンチ待ってます」

塩貝健人が帰国、W杯への思いを語った
北中米ワールドカップ(W杯)メンバーに選出されたドイツ1部ヴォルフスブルクのFW塩貝健人が27日、羽田空港に帰国して取材に応じた。W杯の個人目標として「得点王」を掲げ、「目標を高くするのは自由だと思う」と不敵に言い放った。
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横浜F・マリノスへの内定を辞退してオランダへ渡り、そしてドイツへ。塩貝健人がその決断を振り返る言葉は明快だった。「その選択が正しかったかはわからないですけど、その選択をしたことを正解にはできたかなと思っています」。W杯のメンバー入りという結果が、その言葉に重みを与えている。
発表の瞬間は、家のソファで迎えた。名前を呼ばれた塩貝に歓喜の声はなかったという。「よっしゃとかもなく、普通に10秒ぐらい止まってました」。それほどまでに、この瞬間に懸けてきた。
英国遠征メンバーに名を連ねてからの日々は、特に過酷だった。「選ばれなかったら終わりだなという気持ちで過ごしてました」とする中、ヴォルフスブルクでは出場機会も限られ、どこにモチベーションを向ければいいのか分からない時期もあった。それでも最後の最後、バイエルン戦で訪れたチャンスをものにした。「準備をしてたらチャンスは来ると思っていた」という言葉に、苦しい日々が凝縮されていた。
選出の決め手について問われると、英国遠征でのスコットランド戦を挙げた。「森保さんの目の前で見せれる唯一の試合だった」中で、途中出場からアシストを記録。見事に結果を残すことができた。もちろん、それだけでなく「シーズンを通して自分が途中出場からでも点を取れるというのをアピールできてきたと思う」とし、積み上げてきた日々が選考を引き寄せることにつながったのは間違いない。
そんなストライカーがW杯の目標として口にしたのは、「得点王」の三文字だった。
「何言ってんだと思われるかもしれないですけど、目標にするのは自由だと思う」
批判も織り込み済みだ。「出来なかったらこいつ何言ってんの? と思われるけど、逆にそれを言われたらちょっとおいしいんで」としつつ、「アンチ待ってます」と言い残すあたりが塩貝流のメンタリティと言えるだろう。
「(自分のキャリアにおいて)間違いなく分岐点になる大会だと思うし、今まで自分が出てきた大会で間違いなく一番大きい大会だと思う。そこでしっかり自分の力を出して活躍して、振り返った時に『あの時、活躍できてよかったな』と将来思えるような活躍ができたらなと思っています」
横浜FM内定を辞退し、オランダからドイツへ。異例の選択を重ねてきた21歳のストライカーが、夢の舞台でその答えを示す。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















