同僚の代表選出は「素直に嬉しい」 10か月ぶり出場も完封…鹿島救った34歳GKの覚悟「結果で返せるように」

早川不在のなか、梶川裕嗣が完封勝利に貢献
日本代表GKの代役を、しっかりと務め上げた。J1百年構想リーグでEAST首位を決めていた鹿島アントラーズは、5月23日の最終節で2位のFC東京と対戦。北中米ワールドカップ(W杯)の日本代表に選出されたGK早川友基がスタンドから見守るなか、GK梶川裕嗣が先発出場を飾った。
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プレーオフの際には、W杯メンバーに選ばれたGK早川と韓国代表DFキム・テヒョンは不在になる。すでに1位を決めていたこともあり、鹿島は2人に代えてGK梶川とDF関川郁万を先発で起用した。試合出場は昨年7月の天皇杯3回戦のV・ファーレン長崎戦(2-1)以来だった梶川だが、後半35分に訪れた2度のピンチで相手のシュートを防いで完封勝利に貢献した。
試合後のミックスゾーンでは「素直に安心しました。良かったです、勝てて」と完封勝利を噛みしめた梶川だが、「なんとなく前々からハヤが代表に入るのではないかなと思っていたので、結構前から自分的には準備ができていました。結果につながってよかったです」と、試合出場への心構えがあったことを明かした。
それでも試合前には「緊張もありました」と言い「でも、純粋に楽しみたいなと思って臨みました。久しぶりの公式戦だったので、思い切ったプレーから入ろうと思って。(ビルドアップは)もうちょっとできたかなと思うところもありますが、久しぶりなんで許してください」と笑顔を見せた。
試合終盤には攻勢を強めるFC東京の反撃に遭い、後半35分にはMF佐藤恵允とFWマルセロ・ヒアンのシュートを立て続けに防いだ。「ちょっとだけ難しいシュートでしたけど、練習でやってきたのが出たかなと思います」と言い、曽ヶ端GKコーチのシュートの方が厳しいと振られると、「そうですね、ソガさんの声が聞こえた気がしました」と、元日本代表GK曽ヶ端準コーチの元で日々の練習をこなしている成果だと強調した。
出場できる選手が1人となるGK。同じポジションに日本代表GKがいるとなれば、なかなか出場機会を得るのは難しい。それでも34歳のベテランは、「(早川の代表選出は)素直に嬉しいです。去年、一昨年から活躍を見ていたので。自分も引き上げられているじゃないですが、良いお手本が近くにいるので、僕も自分の成長につながっていると思う」と、良い刺激を受けることができていると話す。
プレーオフでは、引き続き梶川がJ1王者のゴールマウスを守ることが濃厚だ。「今日、1試合できたことは、すごく大きいので、プレーオフも結果で返せるように頑張っていきたいです」と、ヴィッセル神戸との決戦に向けて意気込んだ。

















