話題をさらった“不在”のお祭り男「ユニホーム交換を」 選手も心待ち…19年ぶり復活の「蹴宴」

福島のカズ【写真:徳原隆元】
福島のカズ【写真:徳原隆元】

Jリーグのオールスターが19年ぶりに復活

 J3福島のFWカズが、Jリーグオールスターのメンバーに選出された。Jリーグは5月12日、6月13日にMUFG国立競技場で行われる「JリーグオールスターDAZNカップ」のファン・サポーター投票の最終結果を発表。福島の三浦知良(59)はJ2・J3EAST-BのFWとして選出された。

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 2007年に開催されて以来、日程上の問題などで行われなかったJリーグの「蹴宴」が、19年ぶりに復活。会場となる国立で行われた発表会見には各チームの選出選手らが出席したが、話題をさらったのは最多10回目の出場を果たす不在のカズだった。

 ゲストとして登場した“盟友”の中山雅史氏が「カズさんがどんなプレーを見せてくれるか楽しみ」と言えば、EAST-Bで最多3万1432票を得た大宮FW泉柊椰は「カズさんを抑えて選ばれるなんて」と困惑気味に話した。カズは大宮FW杉本健勇の3万863票に続きFWでは2位(最多得票選手は除く)の2万6016票を獲得。チームでは出場5試合で無得点だが、人気は相変わらずだった。

 ほとんどの選手が「初出場」の中、J1EASTの浦和GK西川周作は20年ぶり3度目の出場。「カズさんは憧れ。横浜FC時代にはユニホーム交換もお願いしたんです。対戦したいので、勝ち上がってきて欲しい」と対戦を楽しみにエールを送った。

 カズ自身はオールスターという「お祭り」にも、本気モード。大会はJ2・J3EAST(WEST)のAとBが準々決勝を行い、勝者がJ1EAST(WEST)と準決勝で対戦する。J2・J3EASTを率いるのは藤枝の槙野智章監督。そして、会場は最も好きな「国立競技場」。カズは10回目のオールスター戦を前に「大会は盛り上がるだろうし、勝ち上がって優勝したい」と下剋上の優勝を目指して話した。

(荻島弘一/ Hirokazu Ogishima)



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荻島弘一

おぎしま・ひろかず/1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者として五輪競技を担当。サッカーは日本リーグ時代からJリーグ発足、日本代表などを取材する。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰。20年に同新聞社を退社。

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