開催国か「南米の曲者」か…大混戦必至のW杯D組 首位でも最下位でも「驚けない」激戦区

北中米ワールドカップのグループDを展望【写真:アフロ】
北中米ワールドカップのグループDを展望【写真:アフロ】

開催国の米国に加え、パラグアイ、オーストラリア、トルコが同居のD組

 北中米ワールドカップ(W杯)の中でも屈指の混戦グループになると見られているのが、開催国の一つが入るグループDだ。

【PR】ABEMA de DAZN、2/6開幕『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』全試合生配信!毎節厳選6試合は無料!

 シード扱いとも言えるポット1に入る権利を持つ開催国。昨年12月に米国の首都ワシントンD.Cで行われた組み合わせ抽選会では、FIFAランキング(2026年4月現在)では同組トップ16位の米国に加え、オーストラリア(27位)、パラグアイ(40位)、さらに欧州プレーオフを勝ち抜いたトルコ(22位)が入った。

 データを専門に扱う「OPTA社」による、48チームの優勝確率(5月5日時点)では米国が19位、トルコが21位、パラグアイが24位、オーストラリアが27位とさらにランキングが接近している。グループリーグでの獲得勝ち点の期待値は、トップの米国が4.59なのに対して4位のオーストラリアでも3.54と評価され、どのチームが首位通過をしても、逆に4位敗退となっても驚けないような難しいグループになった。

 そのような拮抗した組み合わせだからこそ、開催国のアドバンテージがプラスに働く可能性がある。米国のエースはイタリア・セリエAの名門ACミランでプレーするクリスチャン・プリシッチで、前回のカタールW杯でもチームをグループリーグ突破に導くゴールを決めた。中盤や最終ラインにも欧州の5大リーグでプレーする中核が君臨している。

 米国の初戦の相手は「南米の曲者」パラグアイ。南米予選を本戦ストレートインの6位ギリギリで突破したものの、10試合を14得点10失点で乗り切った。試合巧者ぶりを発揮して引き分けを量産する存在になれば、グループの混戦模様には拍車がかかる。

 トルコは欧州予選でスペインと同組に入り、2位からプレーオフを突破した。2002年日韓W杯で3位に大躍進してから24年ぶりの出場。スペイン1部レアル・マドリードのMFアルダ・ギュレルやイタリア・セリエAのユベントスで「10番」を背負うFWケナン・ユルディスの21歳コンビが爆発すれば一気に勢いに乗る可能性がある。

 アジア勢の一角であるオーストラリアからは、サンフレッチェ広島でのプレー経験を持つトニー・ポポヴィッチ監督が率い、メンバーにもJリーグでプレーする選手や所属歴のある選手が入る可能性がある。このグループの中では少し厳しい立場を強いられる可能性もあるが、初戦のトルコ戦をうまく乗り切ることができれば突破口は見えてくるだろう。

 いずれにしても、混戦は必至。2試合が同時にキックオフとなる最終戦では、双方の試合結果を気にしながらの展開になることも予想される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング