欧州で活躍する2枚看板がチームを牽引 24年から名将が就任…“サッカー不毛の地”返上へ|アメリカ

マウリシオ・ポチェッティーノ監督が率いるアメリカ代表…プリシッチ、マッケニーの2枚看板に注目
北中米ワールドカップ(W杯)開催地アメリカは、2024年9月にイングランド1部チェルシーなどを率いたマウリシオ・ポチェッティーノ監督を招聘し、チーム力を着実に強化してきた。欧州の名門でプレーする選手らを中心に強力な陣容となっている。過去最高成績は1930年ウルグアイ大会の3位の古豪が今大会でベスト8以上を狙う。
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現在FIFAランキング16位のアメリカが挑むグループDは、パラグアイ(40位)、オーストラリア(27位)、トルコ(22位)が組み分けられた。拮抗したグループの1つとして見られるだけに、開催国のアドバンテージがカギを握りそうだ。
同国最大のスター選手は、イタリア1部ACミランでプレーするFWクリスティアン・プリシッチだ。27歳とキャリアの最盛期にあり、これまでドイツ1部ボルシア・ドルトムント、イングランド1部チェルシーなど強豪で力を磨いてきた。今季は公式戦34試合10得点4アシストと、2桁ゴールを記録するなど好調を維持。代表チームでは84試合32ゴールを記録する絶対的なエースは、前回カタールW杯でグループステージ突破が懸かった第3試合イラン戦で決勝ゴールを決めて16強入りに導いた。今大会も背番号10の活躍がアメリカの躍進のカギとなるだろう。
中盤はMFウェストン・マッケニーが中心となっている。イタリアの名門ユベントスで6シーズン目を終えた27歳は、リーグ戦35試合(5月21日時点)、UEFAチャンピオンズリーグ10試合と多くのゲームに出場した絶対的な主力だ。フル稼働でシーズンを終えて参加するため、コンディションが懸念材料になるかもしれない。
プリシッチ、マッケニーの2枚看板が目立つが、ドイツ1部レーバークーゼンのMFマリク・ティルマンや、フランス1部ASモナコでリーグ戦13得点を挙げたFWフロリアン・バログンらも存在感を見せている。最終ラインはイングランド1部クリスタル・パレスでリーグ戦33試合出場と主力として活躍したDFクリス・リチャーズや、同1部フラムで左サイドバックを務めるDFアントニー・ロビンソンと、欧州の第一線でプレーする実力者がそろっている。
そして、指揮官ポチェッティーノ監督の手腕に期待が懸かる。フランス1部PSGやイングランド1部トッテナム、同1部チェルシーと数々の名門クラブを率いた名将は、昨年の北中米カリブ海地域の王者を決めるゴールドカップでチームを決勝へと導いた。直近の国際親善試合ではベルギーとポルトガルに連敗したが、就任からの24試合で14勝をマーク。現役時代にアルゼンチン代表として2002年日韓W杯に出場した経験を持つ指揮官は、監督として初のW杯に臨む。
2002年日韓W杯でベスト8に進出したアメリカは、開催国として臨む今大会は8強以上が目標になるだろう。前回のカタールW杯ではプリシッチの勝負強さもあってグループステージを突破するも、決勝トーナメント1回戦で強豪オランダに1-3で敗れた。長年「サッカー不毛の地」と言われ続けてきたが、名将を迎えて力をつけた北中米の雄が今大会でその汚名を返上する。
(FOOTBALL ZONE編集部)













