優勝まで3分…観客ピッチ乱入で「火の粉の雨」 選手襲撃で試合中止「必死に逃げ出した」

プラハダービーでホームサポーターがピッチに乱入(写真はイメージ)【写真:AP/アフロ】
プラハダービーでホームサポーターがピッチに乱入(写真はイメージ)【写真:AP/アフロ】

「プラハダービー」優勝目前で起きた最悪の暴挙…「火の粉の雨が降った」

 チェコ1部スラビア・プラハとスパルタ・プラハによる伝統の「プラハダービー」は現地時間5月9日、あまりにも混沌とした状況のなかで試合放棄を余儀なくされた。首位攻防戦となった一戦は、ホームのスラビア・プラハが3-2でリード。勝利すればタイトル獲得が確定する状況だったが、英紙「ザ・サン」は「数百人のファンが発煙筒を持ってピッチに乱入した」と、その凄惨な光景を報じている。

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 事件が起きたのは、後半アディショナルタイム7分のことだった。優勝セレモニーまであと3分と迫ったなか、興奮したホームサポーターがピッチへ次々と乱入。英紙「ザ・サン」は、この事態を「全く制御不能なドラマに陥った」と表現した。乱入したファンは火のついた発煙筒を投げ込み、「アウェーセクションに向かって火の粉の雨を降らせた」と、ライバルファンへの衝撃的な暴挙を伝えている。

 この騒動のなかで、スパルタ・プラハの選手たちに被害が及んだ。守護神のヤクブ・スロフチクは攻撃を受けて倒れ込み、チームメイトのマトヤシュ・ヴォイタや医療スタッフも暴行を受けたとされている。英紙「ザ・サン」は、両チームの選手が「安全を求めてトンネルに向かって必死に逃げ出した」と、身の危険を感じるほど緊迫した当時のスタジアムの様子を詳しく描写した。

 スタンドに残った良識あるファンからは、暴走した身内サポーターに対して怒りの声が上がったものの、収拾がつかず試合は中止となった。英紙「ザ・サン」は、アウェーチームがすぐさま専用バスでスタジアムを脱出した一方で、ホームチームには没収試合などの厳しい処分が下される可能性を指摘。目前だったはずのタイトルが「本当に衝撃的な振る舞い」によって、最悪の結末を迎えることになったと報じている。

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