39試合フル出場ゼロ→13試合連続フル出場 26歳の衝撃進化…3年間で「体力もそうですが」

横浜FMの加藤蓮【写真:徳原隆元】
横浜FMの加藤蓮【写真:徳原隆元】

横浜FMの加藤蓮「体力もそうですが、メンタル面が一番大事だと思っていて」

 横浜F・マリノスは5月10日、J1百年構想リーグ第16節で鹿島アントラーズと対戦する。前節ではFC町田ゼルビアに0-2で敗れて8位に沈んでいるチームのなかで、ここまで全試合に先発出場しているのはDF加藤蓮だ。ゴールデンウィークの連戦でフル出場こそ途切れたが、ここまで1316分にわたってピッチに立つ。

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「自分のなかでも考えながらやっている部分もありますし、こうやって出ているからこそ、チームをもっと引き上げなければいけないという責任感もそうですし、そこは感じながらやっているつもりなので。もちろんまだまだなところはありますけど、チームを引っ張っていける存在になりたいと思っています」

 まだチームで唯一となるフル出場を続けていた4月18日の川崎フロンターレ戦の試合後、加藤はこのように語った。東京ヴェルディ時代の2023年にもJ2で39試合に出場したが、意外にもフル出場はゼロ。そこから3年間で何が変わったのか。「何がと言われればわからないですけど」としながらも教えてくれた。

「自分としても90分を通して戦うところの体力もそうですが、メンタル面が一番大事だと思っていて、そこが一番成長できたのかなというのはあります。信頼もそうですし、そういうところで勝ち取っていくためには、自分の気持ちであったりとかメンタル面というところは、一番成長できたのかなと思っています」

 振り返ってみれば、この百年構想リーグも痛恨のミスで幕を開けた。町田との開幕戦の前半17分、加藤のバックパスをFWエリキにかっさらわれて失点。GKパク・イルギュも負傷交代となるなど、落ち込んでも仕方ない場面だった。しかし、そこから立ち直って13試合連続フル出場。飛躍の1年となっているのだ。

「きっかけというよりは、積み上げです。今までミスに頭が行きがちだったんですけど、そこで何度もチャレンジするところであったりとか。ミスは絶対に起こるので、その後に何をしなきゃいけないとか。試合のなかでマイナスになってしまったりというのが多かったので、試合後に振り返るようにしたりですね」

 もちろん、ピッチに居続けるからこそ、チームの成績には人一倍の責任も感じている。だからこそ、次の試合に向け、気持ちを切り換えるのは簡単なことではない。それでも前節の町田戦では、前半終了間際に左足を踏まれるアクシデントもあったが、終わってみればフル出場。まさに鉄人のような奮闘だった。

「試合中にはその試合に集中する。ミスが起こったとしてもチームのために自分が何をできるかというところ、自分のプレーをどう改善して、次につなげていくかというところを意識しています。気持ちのメンタル部分で落ちてしまうのは自信もそうですし、試合に出続けられたことが大きかったのかなと思います」

 横浜FMは第15節を終えた時点で、ここまで5勝9敗1PK敗の8位。町田戦のミックスゾーンでも、チーム全体に重苦しさが漂っていたのは否定できない。それでも次の試合に向けて、「いやもう、それはやっていくしかないので、チームとして。そこは、やるしかないです」と加藤。残り3試合、背中で示していく。

(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



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