浦和が天皇杯2回戦で大幅ターンオーバーも くすぶる選手たちにチャンス到来

“らしくない”プレーが続く西川に代わり、34歳の榎本にチャンス到来

 リーグ戦3試合勝利なしの浦和レッズは、21日の天皇杯2回戦・グルージャ盛岡戦で大幅なターンオーバーを敷くと予想される。GKはJ1・15節のジュビロ磐田戦で失点を招く大きなミスを犯した西川周作に代わり、34歳のベテラン榎本哲也が起用されることが濃厚だ。

 西川は磐田戦の前半、相手のFKに飛び出したもののボールに触ることができずに失点。さらに後半には、スルーパスをクリアしようと飛び出しながら、クリアボールを相手MFアダイウトンに当ててしまい、そのまま持ち込まれてゴールネットを揺らされていた。

 今季の西川は、AFCチャンピオンズリーグの上海上港(中国)戦でも、飛び出してパスカットした後にフィードをミスし、がら空きのゴールにシュートを決められるなど、“らしくない”プレーが多発している。

 一方の榎本は今季、横浜F・マリノスから移籍加入したが、ここまで公式戦の出場はAFCチャンピオンズリーグのFCソウル戦のみ。J1でレギュラーとしてプレーしてきたが、西川の牙城を崩せずに開幕から4カ月が過ぎてしまった。

 

page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング