出番激減で「もう1回見せないと」 来日18年目の38歳…ベテランGKが意地の“ゼロ行進”

キム・ジンヒョンが今季2試合目の出場で無失点
セレッソ大阪の元韓国代表GKキム・ジンヒョンが4月29日、明治安田J1百年構想リーグ第13節ヴィッセル神戸戦(0-0 PK4-2)で完封した。PKストップも見せ、勝ち点2獲得に貢献。来日18年目の38歳は今季ガンバ大阪との開幕戦(0-0)に続く2試合目の出場で連続無失点となった。絶対守護神だったベテランは昨季から出番が減少も、「自分らしく試合ができた」とハイパフォーマンスを見せた。
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一戦に懸けた。2月7日の開幕戦以来、2か月半ぶりの先発ピッチ。今季2試合目の出場機会を得た。立ち上がり3分。FW大迫勇也からパスを受けたMF満田誠にペナルティーエリア内でシュートを放たれた。それをキム・ジンヒョンが好セーブ。前節から先発11人を入れ替えたC大阪に勢いをもたらした。
「(総入れ替えで)チームメイトみんなが出場時間が短い中で自信を持ってプレーをして欲しかったので、それを続けるためにはうしろでしっかりずっとゼロで我慢強くやっていかないといけない思っていた」
来日18年目。2009年のデビューからJ通算536試合に出場した絶対的守護神だ。だが、昨季はポジションを譲りわずか出場9試合のみ。今季も開幕戦でゴールマウスを守ったが、元日本代表GK中村航輔の加入により、なかなか出番は回ってこなかった。それでも出場した試合は意地の連続完封。結果を示したのは募らせた思いがあったからだ。
「久しぶりに試合に出たらやっぱりこれだけ嬉しいことなんだと思ったし、ピッチに立つことは選手にとって一番大事なことだと。やっぱり去年外れた理由は失点が多かったことだと思っているので、そこをもう1回自分としても見せないといけないというのは今年初めからそういう考えでいた。それが今につながっていること。GKはゼロで抑えないといけないポジションなので、継続したい」
並々ならぬ気持ちをピッチにぶつけ、PK戦では3番手のDF永戸勝也のシュートをストップ。勝ち点2奪取の立役者となった。アーサー・パパス監督も「立ち上がりにジンヒョンがビッグセーブをしてくれて流れを掴んだ」とベテランを称えた。チーム最年長の守護神が見せた不屈の闘志は、C大阪の仲間たちが進むべき道を照らす大きな光となった。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)






















