国際サッカー評議会が新ルールを協議 1試合90分から60分への時間短縮も検討

スローインなどで試合が止まった際は時計を止め、きっちり60分間で終わらせる案も

 サッカーのルール決定を行う国際サッカー評議会(IFAB)は、ルール改正案として「1試合60分」とすることなど、大きな変更を打ち出しているという。英公共放送「BBC」などが一斉に報じた。

 近年、ゴールラインテクノロジーの導入を筆頭に、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の導入やPK戦の順番に公平性をもたらすABBAルールなど、サッカーの試合に関わるルールや制度には変化が起きている。

 IFABはさらなる改革として、いくつかの変更点について協議されているという。そのなかで、最も注目されるのは試合時間の変更だ。前後半45分ハーフの計90分間という現在の形から、30分ハーフの60分間へ短縮するというもの。

 トップレベルの試合におけるアクチュアルプレイングタイムは60分前後と言われている。スローインなどで試合が止まった際にはバスケットボールなどと同様に時計を止め、アディショナルタイムなどを取らずにきっちり60分間で終わらせるという案が浮上している。スタジアムの時計も主審が管理しているものと連動させ、時間の浪費を防ぐ対応を取るという。

 

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