韓国サッカー界に激震! 審判買収事件の余波、全北現代の元スカウトが本拠地客席で自殺

執行猶予付きで有罪判決となった男性スカウト、16日早朝に遺体が発見される

 昨季、韓国1部・全北現代モータースが審判買収事件でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場禁止処分を受けたなか、警察当局から取り調べを受けていた50歳の同クラブ元男性スカウトが全州ワールドカップ競技場で自殺していたことが発覚。韓国サッカー界を揺るがせた八百長事件の余波は収まる様子を見せていない。韓国地元テレビ局「JTBC」電子版などが報じている。

 全北のスカウトだった男性スカウトの遺体は16日の早朝、本拠地のスタジアムの客席で発見された。遺書はなかったという。

 男性スカウトは2013年に審判を買収していた容疑がかけられ、執行猶予付きで有罪判決を言い渡され、スカウトとしての資格停止となっていた。韓国プロサッカー協会から勝ち点9の剥奪と1億ウォン(約920万円)の罰金処分を受けていた。

 記事では「全北現代のレフェリー買収を巡る不幸は終わりを見せていない」と特集。大きな衝撃が韓国サッカー界に広がっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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