浦和主将、反応希薄のサポーター前に「すごく心が痛い」 11戦8敗も「諦めているわけじゃない」

渡邊凌磨が敗戦後に思いを話した
浦和レッズは4月18日にJ1百年構想リーグの第11節で鹿島アントラーズと対戦し、0-1で敗れた。アウェー側のサポーター席は空席も目立ち、悔しい試合後のリアクションも小さく、キャプテンのMF渡邊凌磨は「変わらず応援をしてくれて、僕らは結果を残せない。すごい心が痛い」と受け止めた。
鹿島に乗り込んだ浦和は立ち上がりこそチャンスを作り、前半は双方にゴール前の場面がありながら互角に渡り合った。しかし、後半の半ばから押し込まれる展開が続き、ラスト10分を切ったところでセットプレーの二次攻撃から決勝点を奪われての敗戦になった。
渡邊は特に後半の試合展開について「結局、後追いでラインを上げていくだけっていう後手の後半45分だったなっていうのは感じる」として、「守備の観点においては成長している部分はたくさんあると思うんですけど、その守備からどうやって攻撃に転じるのかとか、何のために守備しているのかっていうところに関してはまだまだ足りない」という印象を話している。
その試合後、浦和は鹿島まで駆けつけたゴール裏のサポーターの元へ向かったが、拍手はほとんどなく、かといって厳しく大きなブーイングが響くこともなかった。これまでの鹿島戦ではアウェーゲームにも関わらずゴール裏を埋めていたサポーターも空席が目立ち、2つのPK戦も挟みながら6連敗となったチームへはリアクションが希薄になってきている。
今季から主将の渡邊は「選手全員がただの一試合だと思っていない状態でちゃんと試合に入っても、なかなか勝てていないなかで、ここまで足を運んできて試合前からああいう変わらず応援をしてくれて、僕らは結果を残せない。それはすごい心が痛い。結果で恩返ししたいっていうのはあるけど、それもかなわない」と話す。
そのうえで「もちろん全員が諦めているわけじゃないし、まだまだ積み重ねていきたいと思っているし、いいことはいいことで、ダメなことは僕は明確だと思っているから、そこを恩返しをするために諦めることなく前進していきたいと思います」と話した。
前節の東京ヴェルディ戦は、ホームゲームで快晴の日曜日に14時キックオフという好条件が揃いながら観客数は3万人を割った。次節の横浜F・マリノス戦からホームゲームが3試合続く浦和だが、期待感や熱量を取り戻すことができるのか。結果はもちろんのこと、それだけではない部分でも変化を見せるべき時だと言えるはずだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)





















