独代表相手に…日本人が「一番急成長した」 代表OB感嘆のイエロー誘発プレー「彼の良さ」

フライブルクの鈴木唯人【写真:ロイター】
フライブルクの鈴木唯人【写真:ロイター】

【専門家の目|太田宏介】鈴木唯人のバイエルンDF突破シーンに脚光

 ドイツ1部フライブルクは現地時間4月4日にブンデスリーガ第28節で首位バイエルン・ミュンヘンと対戦し、2-3で敗れた。先発した日本代表MF鈴木唯人はドリブルでファウルをもらい警告を誘発するなど積極的なプレーを見せたなか、元日本代表DF太田宏介氏がと言及した。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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 前半25分、フライブルクは中盤でボールを奪い右サイドの鈴木へパスをつなぐ。鈴木はフリーでドリブルを開始し、スピードに乗ってペナルティーエリアに侵入しようかというところでドイツ代表DFヨナタン・ターに倒され、直接フリーキックを獲得した。突破していればビッグチャンスの場面だっただけに、鈴木を倒したターにはイエローカードが提示された。

「バイエルン相手に積極的な仕掛け、ああいう中盤の中央の選手が自分で仕掛けていけるこのシーンはすごく良かったと思います。常に矢印が相手ゴールに向いているっていうところは鈴木選手の良さだと思う」

 今季デンマーク1部ブレンビーからフライブルクへとステップアップを果たした24歳MF。シーズン序盤は控えや出番が限られたが、昨年11月より主力として定着。強豪レバークーゼン戦でのゴールや、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のヘンク戦では1ゴール1アシストを記録し、チームをベスト8へと導くなど、チームを牽引している。

「このシーンだけではなく、90分近くプレーしましたけど、とにかく今は自信というか、表情、プレー見てもみなぎっている。ボール持った時の余裕と自信がすごいあるなって。消極的なプレーがほとんどないし、相手ゴールに向かっていける。基本的に何でもできるオールラウンダーですよね。今ブンデスで、佐野海舟選手の次にこの1年で一番急成長して、評価を高めてる選手だと思いますね」

 そして直近の3月シリーズでは代表に招集され、スコットランド戦(1-0)でスタメン、イングランド戦(1-0)でも後半途中から出場しアピールしたなか、「代表の立ち位置もすごくいいとこにあると思うし、このまま行けば本大会メンバー入りは見えてくるかなと。なのでしっかりとこの好調をキープして、2か月後のワールドカップに向けて、活躍を続けてほしいなと思いますね」と、好調なアタッカーに期待を寄せていた。

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太田宏介

太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。

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