反転ターン→絶妙アシスト「何でもできる」 代表OBが絶賛した”ボリバレント性”「改めてすごいなと」

ブラックバーンの森下龍矢【写真:REX/アフロ】
ブラックバーンの森下龍矢【写真:REX/アフロ】

【専門家の目|太田宏介】ブラックバーンMF森下龍矢が決勝弾をアシスト

 イングランド2部のブラックバーンは現地時間4月3日、リーグ戦40節でバーミンガムと対戦し1-0で勝利を収めた。ブラックバーンのMF森下龍矢は決勝ゴールをアシストしたなか、元日本代表DF太田宏介氏が言及した。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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 スコアレスで迎えた後半24分、パスを受けた森下はパスを受けると反転して相手を置き去りにする。そしてボックス内へ走り込んだFWトッド・キャントウェルに絶妙なスルーパスを供給し、反応したキャントウェルが冷静にネットを揺らした。これで今季8アシスト目を記録した。

「大外に張って、そこからドリブルでクロスのイメージが強いですけど、このシーンでは中に入って行って点に絡んでいる。本当何でもできますね。ポーランドでもいろんなポジションやっていましたけど、反転の感覚、ラストパスの精度、中に入ってのプレーをスムーズにこれだけこなせるのは改めてすごいなと思いますし、とにかく器用ですよね」

 Jリーグのサガン鳥栖、名古屋グランパスで経験を積んだ森下は2024年にポーランドのレギア・ワルシャワに移籍。そこではサイドだけでなくFWやトップ下などさまざまなポジションでプレーをして、昨季は公式戦14ゴール14アシストと大活躍。そして夏にブラックバーンへステップアップを果たした。

「日本にいる時からもそうですけど本当に怪我をしない。とにかく試合に出続けていますし、クオリティーだけではなく、やっぱり頑張れる。見ていて気持ちいいぐらい頑張れる。シンプルに応援したくなるし、90分ガムシャラに戦える選手がいると周りの選手もすごい助かりますよ。なかなかああいうタイプの選手はヨーロッパでもあんまりいない。何よりこの勤勉さは凄くて、監督がこうやれって言ったことを120%で返してくれる、キャラクターも明るいし人気ですもんね。監督としたら、11人の中に絶対的に置いておきたい選手ですよね」

 ここまでチームは残留争いと低迷しているものの、リーグ戦で2ゴール8アシストを記録し牽引している。また、森下は2023年からコンスタントに代表に招集されてきたが、昨年6月のW杯アジア最終予選から遠ざかっている。「日本代表のサイドはオプションがものすごくあって競争は激しいですけど、入ってもいいんじゃないって思うぐらい活躍してますよね。やれる力は十分にあると思います」とメンバー入りもあるのではと語った。

 最後には「チャンピオンシップでこれだけ安定して活躍しているのめちゃくちゃすごいですからね」と絶賛。残り2か月でどれだけアピールすることができるのか、森下の活躍に注目が集まる。

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太田宏介

太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。

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