全得点関与も笑顔なし「満足はできない」 不本意な前半戦…23歳が求める「自分の力」

柏の小見洋太が全得点に絡む活躍を見せた
柏レイソルは4月5日、明治安田J1百年構想リーグ第9節で横浜F・マリノスとホームで対戦し、3-0で快勝した。この試合で全得点に絡む活躍を見せたMF小見洋太だが、試合後のミックスゾーンでは「自分の力で取り切れる力っていうのをつけなきゃいけない」と語り、笑顔はなかった。
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桜の花びらが舞うピッチで、背番号15が躍動した。左ウイングで先発出場すると、前半18分にPKをきっちりと決め、チームに先制点をもたらした。「今日はあっちの方がいいかなと思って、あっちに蹴りました」。小見らしい独特な助走から相手GKの逆を突き、ゴール右へ決めた。
さらに後半35分には、MF汰木康也が誘発したオウンゴールを演出。同37分にはMF仲間隼斗の追加点につながるカウンターの起点となった。後半は柏のカウンターに鋭さが増し、その中心に小見がいた。「タイミングというよりは、疲れで足がもつれて、ちょっと出すところがズレてしまいましたけど。タイミング的にはイメージ通りでした」と、3点目の場面を振り返った。
後半アディショナルタイムにもカウンターの起点となったが、ゴールは奪えず、スタジアムにはため息が漏れた。自らシュートまで持ち込むイメージを描いていたが、最後までやり切ることはできなかった。この試合の最後のプレーを受け、「自分の力で取り切れる力っていうのをつけなきゃいけない」と個の力の必要性を口にした。
「後ろをちょっと、他の選手に回ってもらうイメージで、そこを囮に使ってシュートまで行くイメージだったんですけど。行ったり来たりのゲーム展開で、そこに回ってもらうことができなかったので、ちょっと自分のイメージと違う選択になってしまったんですけど。ただ、あそこはやっぱ他の選手を使うこともそうですけど、自分一人で、自分の力で取り切れる力っていうのをつけなきゃいけないなと」
そして今節で、百年構想リーグも前半戦を終えた。ここまでの9試合について小見は、「やっぱり順位が順位なので、満足はできない」とチームの現状に触れつつ、「今日の勝ち点3を後半戦で上位に食い込むためにつなげていきたい」と話した。個人の出来よりも、チームの結果を重視する姿勢を示した。
後半は日立台のサポーターが選手を後押しし、2点目、3点目とブーストをかけるような声援を送った。後半戦では、さらなる結果でその声援に応えていきたいと力を込める。
「今日もそうですけど、以前からやっぱりあのパワーっていうのは非常に直に感じられる環境ですし、そういう熱量を持ってサポートしてくれる方たちがたくさんいるので。そういった方たちに結果っていう形で、還元していきたいなと思っています」
柏の左サイドに小見洋太あり。全得点に絡む活躍を見せた23歳が、後半戦のキーマンに名乗りを上げた。
















