城福監督が苦言「本当に情けない前半」 ハーフタイムで修正も惜敗「選手たちに響かないんだと」

東京Vの城福浩監督【写真:徳原隆元】
東京Vの城福浩監督【写真:徳原隆元】

東京Vは千葉戦で0-2から追い付くも2-3で敗戦

 J1百年構想リーグ第9節、アウェーでジェフユナイテッド市原・千葉と対戦した東京ヴェルディは2-3で敗れ、18年ぶりにJ1で実現した一戦で黒星を喫した。試合後、東京Vの城福浩監督は、中断明けの一戦に敗れて「自分のマネジメント能力が足りないと痛感しています」と、唇を噛んだ。

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 東京Vが制した2023年のJ1昇格プレーオフ準決勝以来となった千葉との試合。この時に1-2で敗れた千葉はモチベーション高く、この試合に臨んでいた。そんな相手に飲み込まれるように、東京VはFW呉屋大翔に2ゴールを許してしまう。後半には巻き返して一時は2-2としたが、最後にDF日高大に決勝点を許した。

 試合後の記者会見で、城福監督は「多くのサポーターが大きな声で、戦う雰囲気を作ってくれたにもかかわらず、本当に情けない前半を見せてしまったなと思います。自分たちが準備をした前半を表現できなかったことは、まったく準備できなかったのと同じだと自分に言い聞かせています」と、敗戦の矛先を自身に向けた。

 前半に劣勢を強いられた点について「精神論で言いたくないが」と前置きし「エネルギーがまったく負けていましたよね。前線も、中盤も、最終ラインも、この試合にかけるエネルギーが負けていた」とバッサリ。そして「攻撃のところで我々の思うような形がまったくできなかった。技術的なものというよりは、腰が引けたというか、自分たちが一番やってはいけないような思考のなかでサッカーをやってしまったこと。一番望んでいなかった前半にしてしまったのは、自分が言った単語。あれは何十回言ったところで選手たちには響かないんだと今日、学びました」と、あらためて、準備段階を反省した。

 それでも、2人の選手を入れ替えたハーフタイムで建て直し、あわや逆転という戦いも見せて東京Vはポテンシャルを示せた。ハーフタイムの指示について、「先ほど言ったようなことを、『強めに』伝えました」と言い、「当たり前ですけど、応援にきてくれたサポーターに失礼ですよ、こんな前半を見せたら。自分たちがここ何試合かが表現できたと満足しているのか。僕は今週の練習から含めて、手綱を締め切れなかった自分がいて、それが今日の試合に出たなという意味では、自分のマネジメント能力が足りないと痛感しています」と、選手たちに発破をかけつつ、自身の試合へのアプローチを繰り返し見つめ直した。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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