元日本代表に衝撃「何、この人」 36歳が走る理由…ハッとした言葉「きついよ。だから」

清水の吉田豊【写真:徳原隆元】
清水の吉田豊【写真:徳原隆元】

清水の吉田豊「貴士くんの向き合い方を見れたのは、僕のなかでもすごく大きかった」

 清水エスパルスのDF吉田豊は、J1百年構想リーグで全9試合にフル出場している。3月22日に行われたサンフレッチェ広島では、弾丸シュートで5年ぶりのゴールまで記録。4月1日のヴィッセル神戸戦で途中交代してフル出場こそ止まったが、36歳とは思えぬ運動量だ。ここまで活躍を続けられるのは理由がある。

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「一番はやっぱり貴士くんの存在ですね」

 広島戦の試合後にこのように語った吉田。2023年に名古屋グランパスから9年ぶりに清水に復帰したとき、1つ年上のMF乾貴士から衝撃を受けた。「こっち(清水)に帰ってきて、ちょうど32とか3くらいの歳になって。何、この人みたいな。めちゃくちゃやるから。最初に来て最後までトレーニングするし」と言う。

「自主練とかは僕はあまりしないほうですけど、練習時間のところはやっぱり常に貴士くんの姿というのを見て、変わりましたね。ちょうどこっち(清水)に帰ってきてから変わったという感じですね。一番はやっぱり貴士くんのサッカーに対する思いというか、その向き合い方というのはすごいところですね」

 当時、乾に対して「きついよね」と話しかけると、「きついよ。だからやらなきゃいけないよね」と返ってきた言葉にハッとした。「そうだよねって思って。その言葉、その通りにあの人は常にリカバリーもそうだし、常にボールを触っている」。乾は今シーズンから神戸へと移籍したが、今でも忘れられない。

「もちろんサッカー小僧でサッカーが好きというのが一番なんだけど、だけど常に追い込んで、走りも常にやるし。やっぱりそういうそばで、貴士くんの向き合いかたを見られたのは、僕のなかでもすごく大きかったです」

 チーム最年長となり、「それをしっかり受け継いでというか、またいいものを吸収して、それがまた違う選手に、いいものを見てもらえたらいいかなと思います」と吉田。神戸戦では乾が投入された際に頭を鷲掴みにされ、独特な形で健闘を称え合った。乾から受け取ったものを、これからも背中で示していく。

(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



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