J2仙台の筆頭株主がアイリスオーヤマに変更 関連会社化で経営基盤強化「足腰の強いクラブに」

今季J2を戦うベガルタ仙台【写真:徳原隆元】
今季J2を戦うベガルタ仙台【写真:徳原隆元】

議決権比率が3分の1超に 将来的には過半数獲得によるグループ化も視野

 ベガルタ仙台は4月3日、同22日までに、既存株主間における株式譲渡を承認し、主要株主が異動することを発表した。これにより、アイリスオーヤマ株式会社の保有する議決権比率が3分の1を超え、同社の筆頭株主および関連会社となる見込みだ。

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 仙台は1993年の署名活動を契機に誕生し、今年で設立32年目を迎える。2度のJ1昇格やACL参戦などの実績を積み上げてきた。一方で経営面では、コロナ禍以降の経営規模の停滞や、上位クラブとの格差拡大が課題となっていた。Jリーグが掲げる「10年間で売上を1.5〜2倍に引き上げる」という目標を達成するため、新たな経営戦略が求められていた。

 筆頭株主となるアイリスオーヤマは、ブランメル仙台時代からクラブを支えるパートナーであり、2000年からは27年以上にわたってユニフォームスポンサーを務めている。現在はグループ売上高7,949億円を誇るグローバル企業として成長を遂げており、地元・宮城に本社を置く有力企業との連携を一段と深める形となった。

 今回のパートナーシップにより、財務面の安定化に加え、トレーニング環境の改善、スタジアム観戦体験の高度化、デジタル活用による収益モデルの強化を図る。仙台はリリースを通じ、「安定的な経営基盤を確保し、足腰の強いクラブに生まれ変わることを目指す」と方針を示した。今後はアイリスオーヤマによる議決権の過半数取得も視野に入れており、グループ化によるさらなる支援体制の構築を目指していく。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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