日本代表選外でクラブに「追い風」 海外移籍から2か月…”キーマン”に現地期待「最も衝撃的な存在」

ラス・パルマスで活躍を続けるFW宮代大聖
スペイン2部UDラス・パルマスに所属するFW宮代大聖が、チームの悲願である1部昇格に向けた“切り札”として期待を集めている。今冬の加入から瞬く間に主力へと定着した25歳の日本人ストライカーについて、スペイン紙「La Provincia」が伝えている。同紙は、宮代が3月の日本代表メンバーから外れたことを受け、クラブにとっては「プレーオフ出場への追い風になる」になると報じた。
欧州CLベスト16がついに開幕 佐藤寿人&柿谷曜一朗が伝授する“お得”な楽しみ方とは?
宮代は今冬に加入後、出場可能な10試合のうち8試合に出場し、そのうち6試合でスタメンに名を連ねた。すでに3ゴール1アシストを記録しており、ルイス・ガルシア監督から「スタメンの鍵を握る一人」として全幅の信頼を寄せられている。特に元スペイン代表FWヘセ・ロドリゲスとの連携は「羨むべきコンビ」と称され、チームの攻撃を牽引する存在となっている。
現地メディアは「新加入選手の中で最も熱狂を巻き起こし、最も優れたパフォーマンスを見せている」と宮代を絶賛。3月シリーズのメンバーに宮代の名前がなかったことで、6月に予定されている昇格プレーオフに専念できる可能性が高まった。同メディアは「クラブ側は、宮代が6月にルイス・ガルシアの指揮下でプレーできることを願っている」と綴っている。
ピッチ外での姿勢も高く評価されている。スペイン語を話そうとする絶え間ない努力や教育、規律正しさは、チームメイトからも愛されている。同僚のクリスティアン・クレメンテは「文化的にこれほど異なる国なのに、言語をマスターしていなくても全員とコミュニケーションを取り、すべてを素早く理解している」と言及し、その適応能力に驚きを示している。
現在、ラス・パルマスはヴィッセル神戸から期限付き移籍中の宮代に対し、290万ユーロ(約5億3000万円)の買い取りオプションを保持しているという。同紙は「これまでのパフォーマンスが続くのであれば、手頃な金額だ」と指摘。1部昇格を果たした場合、完全移籍への移行は現実味を帯びる。日本代表復帰への道は遠のいたものの、スペインの地で「最も衝撃的な存在」となった日本人が、クラブを最高峰の舞台へと導こうとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)


















