緊急招集でも「ありがたい」 電撃移籍で復活…26歳がラストチャンスで描く逆転プラン

橋岡大樹は追加招集で選ばれた
日本代表は現地時間3月25日、スコットランド・ダンバートン市内で約1時間半のトレーニングを行った。同28日にスコットランド、同31日にイングランドと戦う2連戦に向けて追加招集となったベルギー1部ヘントDF橋岡大樹は「本当に最後のチャンス。何も失うものがないので、やることははっきりしているかなと思います」と意気込んだ。
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ドイツ1部ザンクトパウリDF安藤智哉が負傷で辞退したことにより、急遽23日に追加招集の連絡を受けた。「月曜日の午前中に連絡が来て。どういう形であれワールドカップ前のメンバーに入るというのはありがたい」と並々ならぬ覚悟で臨んでいる。
昨夏にチェコ1部スラヴィア・プラハに移籍。欧州チャンピオンズリーグでは、アーセナル(イングランド)やインテル(イタリア)を相手に4試合に出場するなど貴重な経験を積んだ。だがリーグ戦では定位置確保には至らず、今冬の移籍期限最終日にヘントへの電撃移籍を決断した。
「どんな状況であっても、もがき続けて諦めない姿勢が大事だし、僕自身もW杯のメンバーに入りたいという気持ちもあります。試合に出られる所に移籍するというのは自分の中でいい判断だと思っていますし、それをいい判断だとさせられるようにしていきたい」
その言葉通り、シント=トロイデンに在籍していた2024年1月以来、2年ぶりに復帰となったベルギーではこれまでリーグ戦7試合に出場。加入当初は右サイドバックで出場していたが、3月8日のメヘレン戦からチームは日本代表と同じ3バックにシステムを変更。右センターバックとして対人の強さを発揮し、チームを4位に押し上げ、プレーオフ1進出に導いた。
「チームメートに日本人選手(伊藤敦樹)も一緒にいる中でどういう風にやるんだよというのも聞いていたので、自分がやる仕事がハッキリしている。自信の部分が全然違う。CLという大舞台でやったことはいい経験になりましたけど、その経験をヘントでも自分が中心になって還元していきたい」
代表復帰は昨年10月以来だが、出場したのは2024年11月の中国戦が最後。この日の練習では伊藤洋輝、渡辺剛と3バックを組む場面もあった。ウィングバック、サイドバックもこなす守備のユーティリティーに、チャンスが回ってくる可能性は十分にある。
「もう守備で絶対やられないのが大前提。この2試合でしっかり全部抑えていきたいと思っています」
ベルギーで復活を果たした26歳が“ラストチャンス”で逆転のW杯メンバー入りを狙う。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)


















