ピッチ上で口論「感情も高ぶって」 元日本代表にも臆せず…マーク巡り「付いてくれ」

町田の岡村大八「臆せず言えるのは僕のいいところでもあると思います」
FC町田ゼルビアは3月14日、J1百年構想リーグ第6節で柏レイソルに1-0で勝利した。10日に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の江原FCから中3日も、公式戦で3試合連続のクリーンシート。一方、DF岡村大八は「試合のなかでお互い感情も高ぶっているので」と口論があったことを明かした。
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「早い時間に得点できて、チームとしてすごくいい形で守れたんじゃないかなと思いましたし、相手にボール持たせましたけど、持たれていたという感覚より持たせていたという感覚の方が近いです。シュートもそこまで多く打たれたという感覚もないので、非常にいいゲーム運びができたかなと思っています」
このように試合を振り返った岡村。前半29分にFWテテ・イェンギのゴールで先制すると、ボール保持率62%とポゼッションを許しながらも、枠内シュートは2本と危ない場面は少なかった。3バックの隣を守る元日本代表DF昌子源との連携も完璧に見えたが、ピッチ上では言い合いになるシーンもあったと明かす。
自陣で相手にスローインを与えた場面で、「どっちの方に付いてほしいかというところで、あのときには源くんに両方いたのはもちろん僕も分かっていた上で、それでもゴールの危険な方を付いてくれと言って」と岡村。結果的に言い返してきた昌子との口論にはなったが、有意義なやり取りにもなったようだ。
「試合のなかでお互い感情も高ぶっているので、そういう言い合いとか、要望を求めることというのは必要なことだと思います。それをピッチ外の外まで持っていったりしないので、ピッチ内のことはピッチ内でしっかり話し合ってやれるというところは、すごくうちのチームのいいところでもあると思います」
2024年に初めてJ1を戦った町田だが、昨シーズンには天皇杯を制してクラブ初タイトルを獲得。ACLEでも初出場ながらノックアウトステージ1回戦を突破し、サウジアラビアで行われるファイナルステージ進出を決めたばかり。その強さの秘訣は、日頃の練習から互いに求める要求の高さにも現れているようだ。
「逆に僕は源くんだったり、雄太(中山雄太)だったり、周りで代表でやっている選手とかを、真ん中で指示していかないといけないポジションなので。そんな選手たちにも臆せず言えるのは僕のいいところでもあると思いますし、お互い求めるところを言うというところは、大事になってくるかなと思います」
ピッチ上での口論を見たファンは驚くかもしれないが、岡村と昌子は今オフにもヨーロッパまでともに旅行に行くほどの仲。「仮にまた同じような局面でも僕はたぶん源くんに言いますし、雄太にも言いますし、そこは強く求めていくところかなと思っています」。信頼関係があるからこその言い合いのようだ。
中3日という日程の町田だったが、走行距離でも柏を上回った。「特に前線の選手が本当頑張ってくれたなと。僕たちの横のスライドよりも前の選手の方が距離が長くてきついと思います」と感謝を語った岡村。百年構想リーグでも1試合未消化ながら、首位の鹿島を勝ち点4差で追う2位と好位置に付けている。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)





















