ミシャが0-3完敗に本音「心苦しい」も…両監督が互いに拍手「いい試合をご覧になっていただけた」

ペトロヴィッチ監督とスキッベ監督がお互いを称えた
明治安田J1百年構想リーグ第6節が各地で行われ、豊田スタジアムでは名古屋グランパスとヴィッセル神戸が対戦。神戸が3-0で勝利した一戦で、両指揮官が試合後の会見で互いのプレーを称え合った。
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試合は前半12分、神戸が左サイドから攻め込み、DF永戸勝也が右足でクロス。これをFW小松蓮がヘディングで合わせ、神戸が先手を取った。名古屋もボランチで出場したMF高嶺朋樹が最終ラインに加わり、自陣からボールをつなぐスタイルを徹底。神戸のプレスを剥がし、FWマルクス・ヴィニシウスらがチャンスを迎えるシーンもあった。
しかし後半13分、神戸がカウンターからMF井手口陽介のゴールで追加点を奪うと、同43分には攻撃参加した永戸が「手応えは完璧」と振り返ったダイレクトボレー弾を決めて勝負あり。名古屋も後半、DF森壮一朗やMF和泉竜司らが決定機を迎えたが、決め切れなかった。
神戸のミヒャエル・スキッベ監督は、会見の開口一番で「まず初めに、今日、皆さんには2つのすごくいいチームのJリーグの試合をご覧になっていただけたと思っています」と、自チームと名古屋の戦いぶりを称賛。「名古屋も試合の最後まで本当にチャンスがありましたし、素晴らしい相手だったと思っています」と拍手を送った。
そして、「その相手に私たちが勝ったことを非常に嬉しく思っています。試合を通じて相手にプレッシャーをかけ続けられましたし、チャンスを作ることもできました。さらに素晴らしい3つのゴールを決められたことは非常に嬉しく思っています」と選手をベタ褒めした。
一方のミハイロ・ペトロヴィッチ監督も「お互いが非常にアグレッシブで、オープンな展開も多く、全体を通して見た時にお互いにとって非常に興味深いゲームだったのではないかと思います」と試合を総括。「ゲームが始まってすぐに、チームとして本当に勝ちたいという意欲と意思を示しながらプレーしてくれた」と選手の姿勢を評価した。
それでもスコアで見れば0-3の完敗。ペトロヴィッチ監督は「非常に心苦しいですし、申し訳ないと思う気持ちもあります」と本音を口にしたが、選手たちのプレーぶりには満足げな様子で、「私のチームは最後まで本当にオープンな展開に向けて戦ってくれたと思いますし、しっかり次の広島戦に向けて、また反省しながら準備したいと思います」と、次のサンフレッチェ広島戦を見据えた。
明暗の分かれた一戦だったが、2人の外国人指揮官が互いのチームを称え合った。神戸はAFCチャンピオンズリーグエリートを戦いながら成熟度を増し、一方の名古屋も“ミシャスタイル”の片鱗が見えた90分間だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)












