代表OBも驚愕の一撃「尋常じゃない」 J強力助っ人の直接FK弾が「2段階で曲がっている」

【専門家の目|太田宏介】長崎のマテウス・ジェズスが圧巻の2発
V・ファーレン長崎は3月8日、明治安田J1百年構想リーグの第5節でガンバ大阪と対戦2-3で敗れた。古巣対戦となった長崎FWマテウス・ジェズスが前半だけで圧巻の2ゴールを決めたなか、FK弾について元日本代表DF太田宏介氏が「曲がり方が尋常じゃない」と驚いた。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)
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2018年に1年のみプレーした古巣G大阪戦で長崎の10番は輝いた。0-1とリードを許した前半21分に中央約25メートルの位置でFKを獲得すると、キッカーをM・ジェズスが務める。左足を振り抜くと、壁の間の抜けて鋭く曲がりながらネットを揺らした。
「コースは特別凄いわけではないと思うんですけど、駆け引きのところのうまさがあって、非常に奥の深いゴール。FKはコースだけではなくて、立ち位置、壁の細かな配置による駆け引きが勝ることで、このようなゴールに生まれる。味方の壁の配置もよかったと思いますし、鋭く落ちるカーブというか、そこに速さもプラスされているので、コースよりは駆け引き勝ちした。あとは意外性のあるキーパー目線から言うと、速さ、カーブ共に、非常に予想しづらかった」
さらにシュートの軌道を見ると、一度は壁の外側に曲がったように見えて、そこから急激に内側に落ちていっており、東口も逆を突かれる形となった。
太田氏は「この曲がり方とスピードだったらそら止めれないよね、っていう感覚にもなる。2段階で曲がっている気がしていて、キッカーから壁と、壁を越えてからの曲がり方が尋常じゃないんで。最初のキックの軌道を見た時に、東口選手は右に動いたと思うんですけど、そこから予想以上に曲がってきているので、なかなか処理が難しい。すごい軌道。ちょっとこれはなかなかない、こういった系統のFKあまりJリーグで見ないので、ザ・外国人の助っ人のキックの質ですよね」と、驚愕していた。
M・ジェズスはFKだけでなく、その6分後にも華麗なミドル弾も沈めた。昨季J2でMVPに輝いた強力助っ人はJ1では実力を発揮しているなか、今季どこまでの数字を残すのか注目だ。

太田宏介
太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。



















