ホームなのに…前日入り→当日とんぼ返り「精神的にも」 10年ぶり復帰で「試されてる」

札幌の堀米悠斗「エゴというか、自分をよりしっかり表現していくというのはチャレンジ」
北海道コンサドーレ札幌は2月28日、J2・J3百年構想リーグでFC岐阜と対戦する。チームは前日27日に千葉・稲毛海浜公園でのキャンプから、ホーム開幕戦の舞台となる札幌へ移動。今季10年ぶりに古巣復帰したMF堀米悠斗は、「どういうプレーで示すかというのは、試されているという思いはある」と語った。
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「開幕戦はすごくみんなの位置付け的には重要なゲームだと思うので、まずはメンバー入った選手はその責任を果たせるように、試合までの時間、いい過ごし方をしないといけない。サポーターの方も非常に待ち望んだ試合だと思うので、一番は勝ちという結果でみんなで喜んで笑顔で終われたらなと思います」
ホーム開幕戦への意気込みを語った堀米。「公式戦では白しか着ていないですし」と赤黒のユニフォームに袖を通すのを心待ちにしながらも、「しっかり自分が入ってきてどういうプレーで示すかというのは、試されているという思いはあるので、しっかりと表現できればいいなと思います」と気を引き締めた。
地元出身で札幌の下部組織で育ちながら、2017年にアルビレックス新潟へ移籍。ライバルへの移籍に、当時は批判的な声もあった。それでも「おかえりなさい」との声を多くもらい、「練習もずっと公開で触れ合う時間はありましたし、そういう声を多くいただいているのはすごくありがたいです」と感謝する。
以前在籍していたときの同僚も少なくなり、自身の立場も変わった。それでも、「練習になったら年齢関係なく要求し合えるような雰囲気はあるし、雰囲気としてはとてもいいんじゃないかなと、充実している感じを僕自身は今受けています」というキャンプ。若手と積極的にコミュニケーションを取っている。
「全然話しかけてくれるし、無理して何かを無理やり教えるというのは必要ないと思います。常に自分がしっかりと向き合いながら、その姿勢を下の子が選び取って、この先輩のこういうところいいなとか、そういったいい若手が成長する環境というのが揃えば、よりこのチームは強くなるかなと思っています」
新潟では6年連続でキャプテンを務め、「どうしても自分よりチームを考えてしまうというか、一歩引いてしまうところは、逆にデメリットとしてはあるのかな」と堀米。しかし、今年は「エゴというか、自分をよりしっかり表現していくというのはチャレンジの部分ではあるかなと思います」と意欲を見せる。
ホームながらも前日入りし、試合当日に千葉へとんぼ返りする強行スケジュール。「きつさはあると思います、精神的にも。でもそんなのは札幌をホームタウンにしている以上、今更どうこう言っても仕方ない。選手としてどういう状況であれ100%ベストを尽くし続けるだけだと思います」と言い訳しない。
新潟でも2月はキャンプの時期で、「似たような環境ではありました」と振り返る堀米。「あと1週間でこのキャンプも終わるので、最後まで集中して気を抜かず、怪我なくキャンプを走りきれればなと思います」。札幌を飛び出してから10年、積み重ねた様々な経験を愛する地元に還元してくれるに違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)




















