元J助っ人の超絶ループ弾「同じプロでも入らない」 代表OBも脱帽の一撃「コンマ何秒で判断」

Aリーグ(オーストラリア1部相当)メルボルン・ビクトリーでプレーする元スペイン代表MFフアン・マタがメルボルン・シティとのダービーで2ゴール1アシストの活躍を見せた。1得点となったループ弾について元日本代表DF太田宏介氏が絶賛している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

マタがメルボルンダービでゴラッソ(写真は神戸時代のもの)【写真:徳原隆元】
マタがメルボルンダービでゴラッソ(写真は神戸時代のもの)【写真:徳原隆元】

【専門家の目|太田宏介】元スペイン代表MFフアン・マタがダービーでゴラッソ

 Aリーグ(オーストラリア1部相当)メルボルン・ビクトリーでプレーする元スペイン代表MFフアン・マタがメルボルン・シティとのダービーで2ゴール1アシストの活躍を見せた。1得点となったループ弾について元日本代表DF太田宏介氏が絶賛している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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 たくさんのサポーターが駆け付けたメルボルンダービーは、0-0で迎えた前半20分に超絶ゴールから試合が動く。メルボルン・ビクトリーが最終ラインでボールを回す相手にプレスをかけ、ボールロストを誘発。こぼれ球にいち早く反応したマタは、センターサークルを少し越えた位置からループシュートを選択。左足を振り抜くと、ボールは美しい弧を描きGKの頭上を越え、そのままゴールへ吸い込まれた。

「ボールがこぼれて、コンマ何秒みたいなところでの判断で打ってる。あの距離でGKとゴールの立ち位置を見ながらループで決められるっていう、同じプロが10回同じシーンあっても、そんなに入らないと思う。何より常にゴールを意識してるというか、一瞬で相手GKが前出てるという視野を確保できてるというところが、これまでの経験が生きているし、シュートは経験に裏打ちされた精度なのかなと思います」

 現在37歳のマタは欧州強豪を渡り歩き、UEFAチャンピオンズリーグ、FAカップ、UEFAヨーロッパリーグなどのタイトルを獲得。2023年にはヴィッセル神戸に加入したが、わずか1試合のプレーに終わっていた。2024年夏からオーストラリアへ渡り、Aリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCへ加入。昨季は負傷などもあり23試合1ゴール3アシストで本領発揮とはならなかったものの、今季から移籍したメルボルン・ビクトリーでは18試合3ゴール9アシストと爆発している。

「マタも、Aリーグに行ってから最初はなかなか本領発揮とはいかなかったですけど、このめちゃくちゃ盛り上がるダービーでスタジアムを湧かせていましたし、その大舞台でゴールを決めれる勝負強さや、スター性はすごいなと思いました。神戸の時は全然試合にも出られなくてすぐ退団してしまっていたのと、僕もAリーグでプレーしていたので、マタみたいな選手が活躍してくれたら嬉しいですね。やっぱりマタのサッカーIQの高さと、フィジカル的ではない、スピードはもちろん今は落ちましたけど、試合を見ていても、時間・空間を操れる選手だなっていうのを感じましたね」

 近年ではキャリア終盤だけでなく、中盤や若い時からAリーグに移籍する選手も増えているが、「以前はJリーガーにとってAリーグは移籍の選択肢として入る国ではなかったけど、最近は水沼宏太選手なども活躍してるいるし、Aリーグ側も選手を選ぶようになってきています。今後さらに注目されるリーグになっていくんじゃないかなと思います」と、太田氏も注目していると明かした。

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