勝ち点”マイナス”で史上最速の降格 経営破綻、複数ペナルティー…現地報道「残酷な運命のいたずら」

シェフィールド・ウェンズデーが史上最速で降格
イングランド・チャンピオンシップ(2部相当)で、シェフィールド・ウェンズデーが地元ダービーマッチに敗れて史上最速での降格が決まった。
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シェフィールド・Wは同じホームタウンのシェフィールド・ユナイテッドと対戦した現地時間2月22日のゲームに1-2で敗れた。3シーズンをチャンピオンシップで戦ってきたシェフィールド・Wは、これで残留の可能性が消滅して早くも降格が決まった。シェフィールド・Uのサポーターから降格を揶揄するチャントを歌われるなど、タイミングも含め英紙「ガーディアン」では「残酷な運命のいたずら」と報じられた。
24チームのリーグでシーズンでは各チームが46試合を戦う。まだ13試合も残っている段階で降格が決まったのには理由があり、それが経営破綻に陥ったことだった。そこに端を発した複数のペナルティーによる勝ち点の減点は「18」を数え、この第33節を終えた時点でウェンズデーの勝ち点は「マイナス7」だった。もっとも、それらがなくとも1勝8分24敗という壊滅的な成績からも、降格の運命は避けられなかっただろう。また、この敗戦で10連敗となり2016-17シーズンのロザラムと並びワーストタイ記録にもなったという。
しかしながら、このタイミングでの降格決定は史上最速という不名誉な記録も同時についてきてしまった。前オーナーはすでに3年間にわたりイングランドリーグ機構(EFL)に加盟するチームのオーナーシップを禁じられているが、現在のシェフィールド・Wは次のオーナーが未決定の状態にある。現在は、クラブの所有を希望するオンラインカジノ系のオーナーが資金提供するコンソーシアムがEFLによる審査を受けている段階だという。
対戦相手シェフィールド・Uのクリス・ワイルダー監督は「シーズン開幕と同時に選手全員を失い、本来ならこのカテゴリーで出るに値しない若い選手たちが残されている。見捨てられた選手たちには同情する」と、話したという。
シェフィールド・Wのヘンリク・ペダーセン監督は「2月に降格するのは辛いが、選手たちとコーチ陣は全力を尽くしてくれた。何度も辛い時期があり本当に厳しいシーズンだが、全員が団結して頑張ってきたのは素晴らしいことだ」と述べたとしている。そして、勝ち点を「ゼロ」に戻すことを残り試合での現実的な目標に定めたとした。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















