未勝利で勝ち点4「不思議な気持ち」 試合終盤に同点弾→PK勝利「今日はすごく大きかった」

今季からキャプテンを務めるFC東京の室屋成
FC東京は2月14日にJ1百年構想リーグの第2節で浦和レッズと対戦。試合終了間際に追いついて1-1からのPK戦を5-3で制した。開幕戦に続くPK勝利により勝ち点を4に伸ばし、キャプテンのDF室屋成は「少し不思議な気持ち」と話した。
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浦和が後半33分に先制した試合展開について、室屋は「中だるみしている時間で失点してしまった。試合の終盤に差しかかってくるところでやっぱり失点すると、かなり難しい試合の状況にしてしまったところは反省しなきゃいけない」と猛省。それでも、後半アディショナルタイムに左サイドからのクロスを受けたMF山田楓喜が決めて1-1に追いついて、PK戦に持ち込んだ。
FC東京は開幕節の鹿島アントラーズ戦も同点で90分を終えていたため、2試合連続のPK戦だった。浦和は2人目のMF中島翔哉がクロスバーに当てて失敗したが、先攻のFC東京は5人全員が決めてPK戦のスコア5-3で勝利した。
新たな大会方式の妙で、これによりFC東京は2試合で勝ち点を4に伸ばし、開幕戦を勝利して2戦目でPK負けした浦和と同じ勝ち点になった。室屋は「正直、少し不思議な気持ちというか。確かに、説明するのがちょっと難しいですね。変な気持ちです」と正直な思いを話す。
一方で、2試合連続で全員がキックを成功させている側面もあり「(GKのキム・)スンギュがいれば、やっぱり1本は止めてくれるだろうっていう気持ちがあって、自分たちもそれを胸にPK戦に臨めるので、それもすごい頼もしいですね」と、守護神への信頼感を話した。
普段のシーズンであれば2試合を終えて勝ち点2、もしPK戦で連敗しても同じところを、勝ち点4で上位についていける開幕になった。百年構想リーグ特有の現象にもなるが、室屋は「もちろん今日みたいなゲームで、なんとか引き分けに追いついて、その中でさらにプラスの勝ち点を積み重ねるチャンスが出てくるのは、自分たちにとって今日はすごく大きかった」と振り返る。「逆の立場になることも想定される」という冷静な言葉も残したが、このハーフシーズンの中で1つのポイントになる要素と言えそうだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)




















