J1で評価急上昇も「まだ物足りない」 勝負の2年目…柏の23歳ボランチが「5G5A以上」宣言

中川敦瑛が勝負の2年目に挑む【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
中川敦瑛が勝負の2年目に挑む【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

大卒2年目の中川敦瑛が自らに課すノルマ

 柏レイソルは2月13日、トレーニング後に選手の取材対応を実施した。昨季途中から頭角を現した23歳のMF中川敦瑛が、開幕戦の不完全燃焼と勝負の2年目に懸ける思いを語った。

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 開幕スタメンで迎えた今季。プロ2年目の若きボランチは、確かな手応えよりも悔しさを胸にシーズンを走り出した。

「開幕戦ということで少し緊張もありましたし、コンディションにも不安がありました。でも、2年目だからというのは関係ない。常にチャレンジャーの気持ちで臨んでいます」

 8日に行われた、明治安田J1百年構想リーグ開幕節の川崎フロンターレ戦では、前半25分までに3失点。チームは一時2-3と追い上げたものの、最終的には3-5で敗れた。昨季も打ち合いとなった相手だっただけに警戒はしていたが、それでも早い時間帯での3失点が重くのしかかった。

「去年も散々打ち合いをして、警戒していた部分ではありました。早い段階で3失点してしまうと、ああいう相手には勝てないと改めて痛感しました」

 不完全燃焼に終わった開幕戦。それでも、昨年の活躍で高まった周囲の評価や期待を、重圧ではなく力に変えようとしている。

「自分の中では、まだまだ満足できるシーズンではなかった。この半年間がすごく勝負だと思っています。期待してもらえるのはうれしいけど、それに相応しいプレーをしないといけない。もっと活躍して、もっと期待してもらえる選手になりたい」

 今季のテーマは「攻撃の結果」。目標として掲げたのは「5ゴール・5アシスト以上」だ。川崎戦でもチャンスに絡んだが、「決定力の部分ではまだまだ物足りない」と自己分析。ボランチで5得点は容易ではないが、「稲垣祥(名古屋)さんのように、点の取れるボランチは価値がある」と言い切り、勝敗を左右する存在への進化を誓う。ピッチ外ではPSGのMFヴィティーニャを参考にし、「ドリブルで運べる部分は見て学んでいる」と理想像も明確だ。

 ピッチでコンビを組むMF小西雄大との関係も深まっている。「本当は役割は逆かもしれないですけど、試合では雄大君が下がった方が効果的な場面もある。自分は前でプレーしたい気持ちが強いし、いいバランスのコンビだと思います」と語り、リカルド・ロドリゲス監督の下で「ある程度の形の中で、相手を見ながら二人で変化をつけられている」と手応えを語った。

 課題は「1年間を通してパフォーマンスの波をなくすこと」。継続性と結果を追い求める2年目へ。柏の「39番」が5ゴール5アシストという具体的な数字を掲げ、勝負の2年目に挑む。

(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)



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