マラドーナの“ウイイレ訴訟”が決着 コナミと1億円超で契約、一部を母国に寄付へ

自身のフェイスブックを更新して発表

 アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナ氏が、人気ゲームシリーズ「ウイニングイレブン」(海外では「プロエボリューションサッカー」)を制作するコナミに対して、自身の肖像権が侵害されたとして提訴していた問題が、決着の方向に向かったようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 事の発端は今年3月、マラドーナ氏が日本でも大人気のサッカーゲーム「ウイニングイレブン」シリーズに、無断で自らのデータと容姿を使用していたとして提訴。「オレはもう56歳だ。奴らがオレを騙すことなどできない。いいか、コナミ。君らは金持ちを食い物にしようとしているのだ」と自身のフェイスブックページに不満を書き連ね、騒動となっていた。

 厳しい態度を見せていたマラドーナ氏だったが、現地時間30日、自身のフェイスブックの公式ページを更新。「私は複数回のミーティングをした後、テレビゲーム企業のコナミと契約を結んだ」としている。

 アルゼンチン紙「クラリン」によると、マラドーナ氏は2018年と19年シリーズのゲームにおいて、100万ドル(約1億1000万円)の契約金を受け取るという。ただしマラドーナ氏は、すべての契約金で私腹を肥やすつもりはなく、一部をアルゼンチンのサッカー場建設及び老朽化した設備の修復に用いる予定だと伝えている。

 無断での肖像権利用に怒り心頭だったマラドーナ氏だったが、コナミから受け取ることになった契約金をサッカー界のために投資するという心意気を示している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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