26歳の復帰で…浦和が「めちゃめちゃ変わった」 同僚も驚き「相手の守備にハマらない」

宮本優太「京都との試合には出たいって思いながら合わせていたので」
浦和レッズは沖縄県トレーニングキャンプ中の1月20日に京都サンガF.C.とトレーニングマッチを実施。45分を3本行う形式で、古巣とのゲームになったDF宮本優太は浦和に復帰しての効果をピッチ上に発揮した。
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宮本は流通経済大から2022年に浦和へ加入し、リカルド・ロドリゲス監督の指揮下でローテーション起用の中に入ってピッチに立つ機会も得た。しかし、2023年に入ってベルギー2部デインズへ期限付き移籍するも半年で浦和に戻り、就任していたマチェイ・スコルジャ監督からはチャンスを与えられず2024年から2シーズンは京都に期限付き移籍していた。
今季に向け浦和への復帰を決断したが、その前の時点でキャンプ中のスケジュールは把握していた。キャンプ中の調整もあったが「京都との試合には出たいって思いながら合わせていたので、まずはピッチに立てて安心しましたし、去年までの選手とああやってガチンコでやれることもなかなかなかったので、素直に楽しかった」と微笑んだ。
そのピッチ上では、期待された要素の1つでもあるリーダーシップを発揮するような声掛けが随所に光った。中盤や前線の選手に要求する声もあったが、それと同じくらい「今のでOK」だとか「ナイス」と言った、肯定的な声も多く出ていた。
宮本はその要素について「チームっていうのは厳しい声も掛けないといけないですし、褒めてチームの活気を上げなきゃいけない部分もあるので、前の選手もボールを追っているだけじゃつまんないと思うので、それが僕らとして助かってるよってことは伝えていかなきゃいけないことだと思いますね。色んな声掛けを近くの選手だけでもやるようにはなっていたので、そこは僕が入ってからなのか、みんながそういう気持ちでやってくれているのか分からないですけど、本当にいいなと思います」と、変化も感じながら話した。
GK西川周作も復帰した宮本のプレーとコーチングについて「彼の良さでもありますし、やっぱり喋れる選手が後ろにいてくれる、真ん中のラインにいてくれるっていうのは僕からしてもすごく心強い」と話した。一方で大分トリニータの下部組織時代からの盟友、京都の梅崎司コーチからは「(宮本が)おとなしいね」と伝えられたとして、「まだまだたぶん、そのいいところを押さえてる部分があるんじゃないかなと思うので、そこはミヤ(宮本)に要求しながらやりたい」とも話している。
また、MF渡邊凌磨は「一番変わったのは、彼のポジショニングのおかげでビルドアップがスムーズにいく。ワンタッチでやるところとツータッチでやるところ、ボールを運ぶところのメリハリがしっかり出るから、相手の守備にハマらない。センターバック同士のパス交換で、自分に敵が来てないのに長いボールのパスをしたら、そのボールだけでスイッチ入ってしまう。それがなかったのが、ここ数日の練習をミヤと一緒にやっていますけど、めちゃめちゃ変わった部分があると思います」と、宮本加入による昨季からの改善点を説明した。
流通経済大柏高校時代にはキャプテンを務め、ボランチとしてプレーしていた。そうした器用さやリーダーシップを持ちながら京都で得た経験や自信をプラスして浦和に持ち帰った。例年に比べネームバリューの大きな補強はなかった浦和だが、宮本の復帰はチームに欠けていた要素をきちんと補うものになりそうだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



















