浦和が今季最終戦でJ1通算500勝達成へ 5万超の入場確実…22歳DFは継続起用「成長している」

浦和の根本健太【写真:徳原隆元】
浦和の根本健太【写真:徳原隆元】

最終節でホームに川崎を迎える

 浦和レッズは12月2日に今季最後の公開練習を実施した。不本意な成績のシーズンになったが、6日にホームで迎える最終節の川崎フロンターレ戦はチケットの発券枚数が5万枚を超え、J1通算500勝が懸かった大事な一戦になる。

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 浦和は11月29日のリーグ第37節でファジアーノ岡山に1-0で勝利した。これがJ1通算499勝目になり、今季の最終戦に節目の勝利を目指すことになった。浦和のスタッフによると、2日午前の時点でチケットの総発券枚数は5万877枚とされ、試合が近づくことで売り上げが増える分を加味すればかなりの観客数が見込まれる。

 岡山戦でプレータイムの長かった選手たちは軽い調整に留められ、DFマリウス・ホイブラーテン、FWチアゴ・サンタナといった契約満了が発表された選手たちも、サポーターと最後の触れ合いの時間を過ごした。

 マチェイ・スコルジャ監督はDF根本健太を川崎戦でも継続起用する方針を岡山戦後に明かした。大学ナンバーワンの評判も高かった根本にとって川崎戦は9月のルヴァンカップでスタメンデビューした相手であり、成長を図るには打ってつけのカードになる。

 根本は「入団当時と比べたらもちろんずっと成長していると思いますし、来年に向けてここでチャンスをいただけるのが、自分にとってもポジションの競争などにもプラスだと思うので、これを無駄にはせずつなげられたらと思います」と試合を見据えた。

 浦和はリーグ優勝を最大目標と位置付けたものの勝ち点56の8位、ルヴァン杯や天皇杯も早期敗退してクラブ・ワールドカップ(W杯)でも3連敗でグループリーグ敗退と不本意な成績が並ぶシーズンになった。勝ち点1差で7位につける川崎との最終戦で節目の勝利を得て、シーズン移行も絡む仕切り直しの来季へつなげたいところだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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