ついに序列に変化? “圧巻”の24歳が文句なしMVP…森保Jのガーナ戦出場17選手「パフォーマンス査定」

【写真:徳原隆元】
【写真:徳原隆元】

ガーナ戦の出場メンバー17選手を5段階査定

 日本代表(FIFAランク19位)は11月14日、豊田スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2025でガーナ代表(同73位)と対戦し、2-0で勝利を収めた。出場した17選手を5段階評価(最高が5つ星★★★★★)で査定する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎)

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   ◇   ◇   ◇

<GK>
■早川友基(鹿島アントラーズ)=★★★☆☆
 2試合目の出場も落ち着いてプレー。ピンチは少なかったが、安定したシュートストップに、DFラインの背後のケアも◎

<DF>
■鈴木淳之介(コペンハーゲン)=★★★★☆
 押し込む展開となり、ボールを持ち出す自身の良さを遺憾なく発揮。前半26分のピンチもしっかりセメンヨに体を寄せた

■谷口彰悟(シント=トロイデン)=★★★★☆
 ガーナ監督が1番最初に名前をあげて称えるほど、相手エースを自由にさせなかった。ブラジル戦に続きDFリーダーとして君臨

■渡辺 剛(フェイエノールト)=★★★★☆
 スピード、フィジカルに優れるガーナ選手を相手にしても対人能力の高さを披露。攻撃でも惜しいヘッドを放つなど高パフォーマンスを維持

<MF>
■佐野海舟(マインツ)=★★★★★
 自ら奪い、アシストまでつなげた先制点のシーンは圧巻。ガーナ選手の身体能力を上回る“予測力”で幾度もボールを奪った
 
■田中碧(リーズ)=★★★☆☆(→後半23分OUT)
 縦パスを入れる場面は限られたが、前半13分にはFKからクロスでチャンスを演出した。不運だったとはいえ、相手選手が負傷してしまい、メンタルが心配

■堂安律(フランクフルト)=★★★★☆(→後半23分OUT)
 得意のコースからお待たせ1年5か月ぶり弾。久保との連係で右サイドから好機を演出するプレーは、お馴染みの光景
 
■中村敬斗(スタッド・ランス)=★★★☆☆(→後半37分OUT)
 代名詞の決定力は発揮されずも、チャンスに顔出す嗅覚は健在。前半40分、久保からのクロスは合わせたかった。アフリカ相手はリーグ・ドゥで鍛えお手のもの

■久保建英(レアル・ソシエダ)=★★★☆☆(→後半30分OUT)
 シュート数こそ0も高精度のセットプレーは本大会でも武器になる予感。堂安生かす役割果たし、アフリカ勢相手のフィジカル勝負も手応えあり

■南野拓実(モナコ)=★★★★☆(→後半30分OUT)
 前半16分の最初のチャンスを冷静に決めて、歴代8位タイとなる26得点目を記録。ヒールあり、ターンありで随所の技術はさすが

■藤田譲瑠チマ(ザンクト・パウリ)=★★★☆☆(←後半23分IN)
 広範囲にわたって顔を出し、積極的にボールに触ってリズムを作る。後半28分には惜しいミドルシュートも

■菅原由勢(ブレーメン)=★★★☆☆(←後半23分IN)
 凱旋試合で右サイドを駆け上がった。DFラインの背後へ飛び出すなど積極的なプレーを披露
 
■北野颯太(ザルツブルク)=★★☆☆☆(←後半30分IN)
 右のシャドーで代表デビューもインパクトは残せず。献身的にプレスをかけるも効果的ではなかった

■安藤智哉(アビスパ福岡)=★★★☆☆(←後半30分IN)
 3バックの左に入り、安定したパフォーマンス。190センチの高さを生かし、CKでは得点を狙った

■佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)=出場時間短く採点なし(←後半37分IN)

<FW>

■上田綺世(フェイエノールト)=★★★☆☆(→後半30分OUT)
前線でボールを収めるキープ力は圧倒的で、味方を生かすプレーも光る。後半に2度チャンスを迎えたが、珍しく枠をとらえられず

■後藤啓介(シント=トロイデン)=★★☆☆☆(←後半30分IN)
 20歳の大器が代表デビュー。シュートを打つ場面はなかったが、前線でボールを収める場面も。次はゴールに期待

(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)



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