34歳元ブラジル代表が心臓疾患で一時意識不明 容態安定も契約解除で現役引退か…現地報道

オスカルはメディカルチェック中に倒れた
ブラジル1部サンパウロに所属する元ブラジル代表MFオスカルが、メディカルチェックの際に心臓の問題で倒れる事態となり、容体は安定しているものの引退が検討されているという。地元メディア「グローボ」などが報じている。
オスカルは2012年からイングランド・プレミアリーグのチェルシーでプレーし、当時の攻撃的MFでは世界トップクラスの選手という評価を受けていた。その中で2017年に中国の上海上港(当時名称)に移籍して驚きを与えた。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でもプレーし、浦和レッズとの対戦に出場している。中国で長くプレーを続けたのち、今年に入るタイミングで古巣のブラジル名門サンパウロに復帰していた。サンパウロ復帰後のオスカルは21試合に出場し、2ゴールを記録したとされている。
そのオスカルは現地時間11月11日に新シーズンに向けたメディカルチェックの際に、エアロバイクでインターバルテストを行っていたところで不調を訴えて地面に倒れ込み、約2分間意識を失ったという。救急車で搬送されたというオスカルについて、クラブ公式Xでは容体が安定していることをレポートしている。
オスカルは8月のコリンチャンス戦で椎骨を骨折した際に検査を受けたところ、心臓疾患が見つかっていたという。プレーに支障はないという診断のもとで活動していたが、今回の件でサンパウロとオスカルは2027年末まで残る契約を円満に解除し、選手として引退することが検討されているいう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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