相手GK反応できず…逸材17歳の“20mミドル” 本人も「今まで決めた中で一番きれい」

ザンビア戦でゴールを決めた須長穂乃果(写真は2021年撮影)【写真:SportsPressJP/アフロ】
ザンビア戦でゴールを決めた須長穂乃果(写真は2021年撮影)【写真:SportsPressJP/アフロ】

U-17女子ワールドカップで日本はザンビアに勝利、須長穂乃果が先制ゴール

 モロッコで開催中のU-17女子ワールドカップ(W杯)で、“リトルなでしこ”ことU-17日本女子代表が現地時間10月22日に2-0でザンビアに勝利し、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。先制点はMF須長穂乃果による強烈なミドルシュートだった。

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 初戦でニュージーランドに勝利した日本はザンビアを相手にゲームを支配するもゴールの遠い展開で手を焼いた。それでも後半24分、コーナーキックのこぼれ球を須永がゴール正面の約20メートルから右足ダイレクトで振り抜くと、糸を引くような弾道のシュートが相手GKも反応できないスピードでゴールに突き刺さった。

 さらにラスト5分ではバックパスの処理をミスした相手GKからボールを奪いPKを獲得すると、MF福島望愛が蹴り込んで2-0として勝利を掴んだ。

 国際サッカー連盟(FIFA)は日本の試合ぶりを「完璧なパフォーマンス」として、須永の「本当にボールが来きてほしいと思っていました。ペナルティーエリア外で待っていて、決めることができて嬉しかった。きょうのような難しい状況でもボールが来ると思っていたし、それを生かせて本当に良かった。おそらく、今まで決めた中で一番きれいなゴールだと思います」というコメントを紹介している。

 今大会は24チームを4チームずつ6組に分けてグループリーグを戦い、各組2位以内と3位のうち好成績の4チームを加えた16チームが突破する。日本の入るF組は他会場でパラグアイがニュージーランドを下したため、ともに2連勝の日本とパラグアイがF組の2位以内を決めた。両者は現地時間25日に首位通過を懸けて激突する。

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