クライファート監督、わずか9か月で電撃解任 アジア予選で敗退…2年を残して契約解除

クライファート監督が電撃解任【写真:ロイター/アフロ】
クライファート監督が電撃解任【写真:ロイター/アフロ】

インドネシアサッカー協会が発表した

 インドネシアサッカー協会(PSSI)は現地時間10月16日、代表チームを率いるパトリック・クライファート監督との契約を、双方の合意に基づき早期に終了させることを公式サイトで発表した。2年間の契約期間を残すなかでの電撃的な決定となり、今後のチーム編成に大きな影響を与えることになりそうだ。

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 アジア予選プレーオフで敗退し、ワールドカップ出場を逃したインドネシア。PSSIとの間で署名された合意によると、今回の契約解除は「相互解約」という形を取っている。この決定により、クライファート監督はA代表、U-23代表、そしてU-20代表のいずれのカテゴリーも今後指導することはないと明記された。

 今年1月、シン・テヨン監督に代わって就任したが、9か月での解任。PSSIは契約終了の理由について「内部の力学と、今後の代表チーム育成における戦略的な方向性を考慮した結果」と説明している。今回の決断は、サッカー育成プログラムに対する包括的な評価の一環として下されたものであると強調した。

 協会は声明の中で、クライファート監督を含むコーチングスタッフ全員の貢献に対して感謝の意を表明している。代表チームの強化と発展を目指すなかで下された今回の大きな決断が、今後のインドネシアサッカー界にどのような変化をもたらすのか、その動向が注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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