VAR判定に疑問「皆さんの意見を聞きたい」 監督の怒り収まらず…ゴール取消で「悔しい」

大島秀夫監督がゴール取り消しの判定について言及【写真:徳原隆元】
大島秀夫監督がゴール取り消しの判定について言及【写真:徳原隆元】

横浜FMの大島監督「映し出されたアップは海那が引っ張っているシーンだけ」

 横浜F・マリノスは10月4日、J1リーグ第33節で柏レイソルに0-1で完封負けを喫した。前半19分にはFW谷村海那が先制ゴールを挙げたかと思われたが、ファウルの判定でまさかの取り消し。大島秀夫監督は試合後の会見でも怒りが収まらず、「あのジャッジについて皆さんの意見を聞きたい」などと語った。

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 前節から2選手を入れ替えた横浜FMは、優勝争いに踏みとどまりたい柏とアウェーで対戦。前半19分、MFジョルディ・クルークスのクロスにFW谷村海那が左足で合わせたが、谷村にファウルがあったとして取り消しとなった。確かに谷村は引っ張っていたが、DF古賀太陽も谷村を押しており、微妙な判定だった。

 大島監督は「正直ちゃんと見てないので、ここでこういう発言をするのはどうなのかなというのもありますけど」と前置きしながらも、納得がいかない様子。「あのシーンのVARの映し方とか、その前に相手が引っ張っている。だけど、映し出されたアップは海那が引っ張っているシーンだけ」と語気を強めた。

 最後まで諦めずに戦った選手たちを称えた大島監督は、「あのジャッジについて皆さんの意見を聞きたい」とし、「負けたことも悔しいですし、全体を含めて悔しい試合になった」と言及。16位の東京ヴェルディとは勝ち点8差に開き、残留へ向けて同勝ち点で並ぶ18位・横浜FCとの一騎打ちの様相を呈してきた。

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