谷村海那がネットを揺らすも取消、16位の東京Vとは勝ち点8差に広がった

　横浜F・マリノスは10月4日、J1リーグ第33節で柏レイソルに0-1で敗れた。約1時間前にキックオフした18位の横浜FCがアビスパ福岡に敗れたため、差を広げる絶好のチャンス。しかし、前半41分に先制を許すと、完封負けで痛恨黒星となった。

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　前節から2選手を入れ替えた横浜FMは、優勝争いに踏みとどまりたい柏とアウェーで対戦。前半19分にMFジョルディ・クルークスのクロスにFW谷村海那が左足で合わせたが、ゴール前の競り合いで谷村にファウルがあり取消となった。

　そのままスコアレスで迎えた前半41分、柏の右コーナーキックからFW仲間隼斗がペナルティーエリア中央でヘディング。これをMF小泉佳穂がゴール前で絶妙にコースを変えてゴール左下へ。VARチェックが入ったが得点を認められた。

　後半は一進一退の攻防も、どちらもゴールを奪えないままタイムアップ。16位の東京ヴェルディと勝ち点8差に広がり、18位の横浜FCと0差のままとなった。19位の湘南ベルマーレも6差で追うが、横浜FCと一騎打ちの様相を呈してきた。