J2甲府が声明を発表 FIFAから正式通達で移籍禁止処分が解除…社長が謝罪「反省しなければ」

甲府が補強禁止処分の解除を発表【写真:JFA/アフロ】
甲府が補強禁止処分の解除を発表【写真:JFA/アフロ】

クラブ公式サイトで発表

 ヴァンフォーレ甲府は9月30日、FIFAから課されていた選手移籍に関する制裁が解除されたと発表した。制裁はトンベンセFC(ブラジル)から加入したFWジェントゥリオとの案件に関連して下されていたが、同クラブ側が解除に同意したことを受け、FIFAが正式に移籍禁止措置を終了した。

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 甲府は公式リリースで「ヴァンフォーレ甲府に課した移籍禁止制裁措置を解除する旨の通達がありました」と、FIFAから課されていた。さらに「ヴァンフォーレ甲府に関わる皆様方に対して、多大なるご心配とご迷惑をおかけ致しましたこと、更には、Jリーグに関係する方々にもクラブを代表してお詫びを申し上げます」と謝罪した。

 またクラブは「今回の事案発生等を大いに反省し、ガバナンス体制を再構築し再発防止に努める」とし、残り7試合となったリーグ戦に向け「『ソコヂカラ』を忘れず最後まで、頑張る覚悟であります」と誓った。クラブ代表取締役社長の佐久間悟氏が署名を添えてリリースを発表している。

 甲府の声明全文は以下のとおり。

「本件につきましては、FIFAからの通達により、選手移籍に関する制裁が課せられたものでありましたが、2025年9月30日付けにて、トンベンセFC側が移籍禁止制裁措置の解除に同意致しました。上記を受けて、FIFAからヴァンフォーレ甲府に課した移籍禁止制裁措置を解除する旨の通達がありましたので、ご報告をさせて頂きます。
 
 また、ヴァンフォーレ甲府に関わる皆様方に対して、多大なるご心配とご迷惑をおかけ致しましたこと、更には、Jリーグに関係する方々にもクラブを代表してお詫びを申し上げます。クラブと致しましては、今回の事案発生等を大いに反省しなければならないと思っております。

 今後は、クラブ内におけるガバナンス体制を再構築して、再発防止に努めて参ります。最後に、今シーズンのリーグ戦も残り、7試合となりましたが、『ソコヂカラ』を忘れず最後まで、頑張る覚悟でありますので、ヴァンフォーレ甲府に関わる全ての皆様方には、引き続き、ご支援とご声援を賜りたくお願い申し上げます」

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