ドルトムント香川が今季5アシスト目も1-1ドロー アウクスブルク宇佐美は3試合連続ベンチ外

香川が相手をかわし右足シュート 威力は不十分もオーバメヤンがコース変えてゴール

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は敵地アウクスブルク戦で先発フル出場を果たし、今季5アシスト目を記録するなどゴール前で仕事を果たした。しかし、追加点は奪えず、チームは1-1の引き分け。アウクスブルクのMF宇佐美貴史はリーグ戦3試合連続ベンチ外だった。

 ドルトムントは前半1分足らずの接触プレーでDFギンターが足を痛め、ピッチの外での治療を受けるなど冷やりとする立ち上がりとなった。ギンターは大事に至らなかったものの、同19分にはMFヴァイグルがタックルの際に足を捻って負傷。自力で立ち上がることはできず、プレー続行不可能となり、担架に乗ってピッチを後にした。

 代わりにDFドゥルムを投入し、CBのギンターを中盤の底に配置転換するなどの応急処置を行ったドルトムント。アクシデントに見舞われたことで動揺が走ったのか、前半29分にはカウンターから一瞬の隙を突かれてFWフィンボガソンに先制ゴールを許した。

 劣勢を強いられたドルトムントだが、ここで冷静さを保っていた香川のプレーが同点ゴールを呼び込んだ。同32分、右サイドからのクロスは一度はね返されるも、ゴール正面でクリアボールを拾った香川は相手DFをかわしてから右足でシュート。威力は不十分だったが、GKの手前でFWオーバメヤンがコースを変えてネットを揺らした。

 香川のアシストは今季5つ目。2試合連続ゴールのオーバメヤンはリーグ戦29得点目を挙げた。

 

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