ユナイテッドがセルタ戦乱闘騒ぎで両軍一発退場者 クラブ初EL優勝に王手、最後のワンピース獲得へ
第1戦で決勝ゴールの19歳ラッシュフォードが再び大仕事
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間11日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝セルタとの本拠地第2戦に望み、1-1の引き分けに終わった。合計スコア2-1で決勝進出を決め、リーグカップに続く今季二冠とクラブ史上初となるELの戴冠に向けて前進した。
敵地での第一戦を1-0で勝利していたユナイテッドは、前半17分に左サイドに流れたFWラッシュフォードがファーサイドへ長いクロスが送られると、ここへ走り込んだMFフェライニが頭で押し込んで先制。第1戦で決勝ゴールを決めた19歳ラッシュフォードがこの試合でも大仕事を果たし、ユナイテッドの勝ち上がりを手繰り寄せる一撃を叩き込む。
セルタはサイドからの攻撃を中心にユナイテッドゴールに迫るが、再三のチャンスはGKロメロの好守に阻まれるなどゴールが遠かった。2点が必要というなかで、ようやくゴールが決まったのは後半40分。ショートコーナーからDFロンカリアが頭で決めたが、反撃は一点にとどまった。
同点となった直後には両チームの選手間で乱闘騒ぎが勃発。相手を突き飛ばしたユナイテッドDFバイリーと得点を決めていたロンカリアの2人が一発退場となった。試合はそのまま終了し、ユナイテッドはEL初優勝に向けて決勝へのチケットを手にした。
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