マラドーナ、出場停止処分解除のメッシを擁護 「彼は選手というよりテディベアのような存在」

 

かつて監督と選手としての関係を築いたマラドーナ氏が、独特の表現でメッシに言及

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシはロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選で審判を侮辱したとして4試合出場停止処分が下ったものの、アルゼンチンサッカー協会の申し立てによってFIFA(国際サッカー連盟)の下した処分が取り消しとなった。これについて母国の英雄ディエゴ・マラドーナ氏は地元ラジオ局で「メッシはテディベアのような存在だ」と発言している。

 メッシは3月のW杯予選チリ戦で副審に対して侮辱的な発言をしたとされ、4試合の出場停止と1万フラン(約110万円)の罰金が処された。しかしAFA(アルゼンチンサッカー協会)はこの処分が重すぎるとしてFIFAに訴えると、この処分がないものとなった。

 あっさりとした前言撤回となったが、「ラジオ・ラ・レッド」に出演したマラドーナ氏は「メッシの出場停止処分を減らすことを実現したすべての人々を祝福すべきだ。メッシ、そしてアルゼンチンのことを思っても、私は今回の決定について満足している。我々はW杯について、再び夢を見ることができるからね」と擁護し、現在プレーオフ圏の5位に沈む母国を救う役割を期待している。

 そして、かつて南アフリカW杯で指導者と選手としての関係を築いたマラドーナ氏は、メッシの人となりについて独特の表現でこう話している。

 

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