日本人20歳が欧州デビュー戦で「完璧なスタート」 開始9分で先制点…現地絶賛「冷静に揺らした」

北野颯太は6月にセレッソ大阪から加入した
オーストリア1部レッドブル・ザルツブルクは現地時間8月2日にリーグ開幕戦でリートと対戦し、2−2で引き分けた。先発したFW北野颯太は前半9分に今季初ゴールをマーク。勝利にはつながらなかったが、欧州リーグデビュー戦で早速結果を残した。
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6月にセレッソ大阪から加入した20歳が存在感を示した。MF川村拓夢、DFチェイス・アンリの2人は欠場となったなか、北野は先発出場。0−0で迎えた前半9分、ザルツブルクは細かなパスワークで右サイドからゴール前まで攻め込むと、中央でボールを受けた北野が右足でゴール左へと流し込んだ。
ザルツブルクはその後に逆転を許すも、終了間際に追いついて2−2の引き分けに持ち込んだ。北野は71分間のプレーの後でベンチへ下がった。
オーストリア紙「Salzburger Nachrichten」は試合について「(ザルツブルクは)完璧なスタートを切った」としたうえで「北野はエドマンド・バイドゥからの絶妙なパスを受け、15メートルの距離から冷静にゴールネットを揺らした」と北野の落ち着きとシュート技術を称えた。
また、クラブ公式サイトも試合のサマリーで「それほど時間はかからず、北野颯太が我々にリードをもたらした。自らが起点となり、カリム・オニシウォにパスを送り、エドマンド・バイドゥがペナルティーエリアに飛び込んだ。そして折り返しを新加入の日本人が冷静にゴール左隅へと決めた」と北野の活躍について触れていた。
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