スペイン移籍19歳DFが「圧倒的な跳躍力」 J1から加入→実戦デビューで即活躍「ラグビーのリフトかと」

ソシエダのBチームに加入した喜多壱也【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】
ソシエダのBチームに加入した喜多壱也【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】

ソシエダBに加入した喜多壱也がアシストを記録

 スペイン1部レアル・ソシエダのBチーム(2部所属)に加入したDF喜多壱也が、実戦デビューでアシストを記録した。ファンからは「ラグビーのリフトかと思った」と高い打点のアシストに驚きの声があがった。

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 今月23日に京都サンガF.C.からレアル・ソシエダのBチームへの期限付き移籍が発表された喜多は、現地時間27日に行われたオサスナのBチームとの対外試合に出場。クラブの公式「X」では、その実戦デビュー戦で右サイドからのボールをファーサイドで打点の高いヘディングで合わせ、味方のゴールをアシストした動画を公開している。

 そして「圧倒的な跳躍力! 初の実戦で喜多がアシストを記録」と投稿し、189センチの長身を生かしたプレーをレポートした。ファンからも「ラグビーのリフトかと思った」「高いデカい」「ふんわりが効く」と称賛の声が並んだ。

 9月に20歳の誕生日を迎える若さで欧州へ渡った喜多は、京都の下部組織から昨年にトップ昇格。リーグ戦での出場記録はないが、2種登録だった2023年からルヴァンカップや天皇杯での試合に出場していた。また、今年2月にはU-20アジアカップに選出され、今年9月からチリで開催のU-20ワールドカップ(W杯)の有力候補にもなっている。

 日本代表MF久保建英が所属するトップチーム、セルヒオ・フランシスコ監督も「センターバックとして高さもあって展開力、ビルドアップのところもすごくいい選手だという風に私は思ってるので(セカンドチームの)サンセの方でどういった成長を見れるかっていうのが楽しみ」と語っていた逸材だ。

 当面はBチームでスペイン2部を戦う見込みの喜多だが、好スタートを切ったと言えそうだ。

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