欧州移籍1週間でエース候補へ 日本人FWが即フィット「レギュラーの座を掴みつつある」

セルティックの山田新【写真:ロイター】
セルティックの山田新【写真:ロイター】

セルティック移籍の山田新が活躍

 スコットランド1部セルティックに新加入したFW山田新が、開幕を前に「レギュラーの座をつかみつつある」と高評価を受けている。専門ニュースサイト「セルティック・スター」がレポートした。

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 セルティックは現地時間27日に、イタリア北部の避暑地コモでアル・アハリ(サウジアラビア)と親善試合を実施。山田は最終的に勝利を決めたPK戦でも成功させ「後半開始直後から鋭い動きとディフェンダーの裏に潜り込む意欲で目を引いた」と評価された。

 昨季途中までFW古橋亨梧が活躍してきた中での同じ日本人ストライカーだけに、その比較をするような質問を受けた山田は「選手としてプレーの一部は似ていると思います。特にゴール前でのプレーです」としたうえで、「しかし、私にはスピードとパワーという武器があります。その強みを生かして、彼と同じくらいプレーでセルティックに貢献したいです。1対1の局面でのスピードが武器で、ディフェンダーの背後へ走るのが得意です」と話したとしている。

 その後半45分間のプレーでは、背後に抜け出した山田に対するパス出しが遅れてオフサイドになった場面があったとしている。そうした点について「ストライカーなので、個人的な役割は多くのゴールを決めることです。このクラブで求められているのもそれだと思います。ここという場面でチームメイトにパスを要求する必要があります。それは共に改善すべきところです」とも話したという。

 レポートでは「彼の決意、スピード、ゴールへの嗅覚に加え、チームメイトを尊重しつつも毅然とした態度での要求も組み合わせる点が、今シーズンのチームで攻撃の先頭に立つ真剣な選択肢として際立たせている」と高評価をしている。

 7月19日に移籍が発表されたばかりの山田。今週末にはリーグ開幕を迎えるセルティックだが、FW前田大然の左サイド起用も提唱される中で山田が新たなエースの座をつかむことになるのだろうか。

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