19位→欧州初挑戦の24歳は「絶対的な司令塔」 地元紙が特集…1部昇格へ「重要なピース」

新潟からダルムシュタットに移籍をした秋山裕紀【写真:徳原隆元】
新潟からダルムシュタットに移籍をした秋山裕紀【写真:徳原隆元】

MF秋山裕紀はドイツ2部ダルムシュタットに期限付き移籍が決まった

 J1アルビレックス新潟から、ドイツ2部ダルムシュタットへの期限付き移籍が決まったMF秋山裕紀が注目を集めている。欧州初挑戦の24歳について、ドイツ紙「Allgemeine Zeitung」が特集した。

 秋山は群馬県の名門・前橋育英高校出身で、2019年に新潟でプロデビュー。正確なパスが持ち味のボランチで、繊細なボールタッチとパス能力が魅力。今季はJ1リーグで15試合に出場していた。

 同メディアは、ダルムシュタットのスポーツディレクター、ポール・ファーニー氏が秋山のパス能力や試合を読む戦術眼を高く評価していることを報道。「絶対的な司令塔だ。プレッシャーのかかる状況でも正確なパス、試合を把握する能力にたけている。攻撃と守備をつなげるリンクプレーヤーとして適任だ」とコメントを紹介した。

 昨季2部リーグで12位に終わったダルムシュタット。MF古川陽介も今夏に新加入するなど、今季は巻き返しを狙っている。「彼(秋山)はチームにとって『興味深いピース』になる可能性を秘めている」とも語り、攻撃の組み立て役として重要な戦力になることを期待していた。

 1部昇格を目指すチームで日本人コンビがどのような活躍を見せるのか注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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