17位→J1首位…スペイン人指揮官の手腕は「計り知れない」 母国メディア注目「目覚ましい活躍」

スペイン紙「AS」が柏のリカルド・ロドリゲス監督を特集
J1リーグで首位を走る柏レイソルのリカルド・ロドリゲス監督が6月度のJ1リーグ月間優秀監督賞に選出された。昨季は残留争いの渦中にいたチームを優勝争いへと導くその手腕を母国スペインメディアが注目。大手スポーツ紙「AS」は「彼が日出る国に与えた影響は計り知れない」と伝えた。
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スペイン人指揮官のロドリゲス監督にとって、柏はJリーグで3クラブ目の指揮となる。徳島ヴォルティス(2017年から20年)ではチームをJ1へ昇格させ、浦和レッズ(21年から22年)では天皇杯とスーパーカップを制覇、およびAFCチャンピオンズリーグ決勝進出に導くなど手腕を発揮した。
そして、今季から柏の監督に就任。昨季はJ1で17位だったチームを第23節終了時点で首位に立つチームへと進化させた。6月はリーグ戦で3勝1分と無敗で、その成績が評価されて6月度のJ1リーグ月間優秀監督賞に選ばれた。
スペイン紙「AS」は「目覚ましい活躍」としてロドリゲス監督を特集。「彼が指揮を執る柏レイソルはリーグ最少失点(20失点。実際はサンフレッチェ広島の18が最少で、柏は浦和レッズとファジアーノ岡山に並ぶ2位タイ)で首位を走るだけでなく、得点力(31得点。リーグ7位)でもリーグトップクラスだ」と伝えた。
同紙は柏の好守にハイレベルなサッカーは「ロドリゲス監督が日本でのキャリアで培ったバランスの取れたスタイル」だとし、「彼が日出る国に与えた影響は計り知れない」と日本サッカー界での存在感の大きさを強調した。サウジアラビアやタイ、中国での監督経験もあることから「アジアサッカー界の重鎮としてのキャリアを確立している」とも称されていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















