日韓戦はドローも…ニールセン監督「興味深い試合」 成長するための2つの“要素”

試合終盤に追いつかれて1−1のドローに終わった
なでしこジャパン(日本女子代表)は7月13日、EAFF E-1サッカー選手権の第2戦で開催国の韓国女子代表と対戦し、1-1で引き分けた。ニルス・ニールセン監督は、国内組をベースにしたメンバーに対して「高強度のゲームを経験できるのが、このE-1選手権のいいところ」と話し、大会の経験を通じた成長を求めた。
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新シーズンから海外移籍する選手もいるものの、国内のWEリーグでプレーする選手をベースに大会に臨んでいる。その中で序盤から攻撃的に試合を進める日本は前半37分、右サイドでFW愛川陽菜が背後に出した浮き球にMF成宮唯が反応し、冷静にゴール左下へ蹴り込み先制して1-0でハーフタイムを迎えた。
しかし、後半は日本のプレスの背後へロングボールを出される場面が増え、後半41分に左サイドを突破されると最後はFWチョン・ダビンに押し込まれて1-1の引き分けに終わった。
ニールセン監督は試合後の記者会見で「非常に見応えのある興味深い試合になったかなと思っています。韓国のチームも非常に素晴らしいチームだったのでアジア杯で戦えるのを楽しみにしています。日本代表に関しては初選出でデビューした選手もいたので素晴らしいプレーをしてくれたなと思います」と、試合全体について話した。
その中で「高強度のゲームを経験できるのが、このE-1選手権のいいところだと思っています」として、WEリーグの選手が多いメンバーに今後の成長のために要求することをこう話している。
「ハイインテンシティー、高強度のゲームを経験できるのが、このE-1トーナメントのいいところだと思っています。WEリーグの選手が多いのでこの国際舞台で戦うには何をしなければいけないかを学ぶことができます。それを試合を通してずっとリピートできる、スピードアップであったり、スプリントの回数であったり、繰り返して走れる、WEリーグに比べれば強度は高くなる。そういったものを今日学んでもらえたんじゃないかなと。こういった違いを知ることによって所属チームに戻ったときに、ハイインテンシティーだったり、スプリントをしたり、数を増やしてくれると思います」
16日の最終戦で中国と対戦する日本は、勝利すれば大会3連覇を達成する。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















