日本代表DF荒木隼人とDF佐々木翔を立て続けに突破

　ファジアーノ岡山のFWルカオが、7月5日のJ1リーグ第23節・サンフレッチェ広島との“中国ダービー”で見せた強引な突破が話題となっている。

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　ルカオが持ち味を発揮したのは前半31分。右サイドでボールを受けると、日本代表DF荒木隼人を跳ね飛ばすと、カバーに来た元日本代表DF佐々木翔も寄せ付けずに強引に突破する。エリア内までボールを運び、クロスを入れると最後はFW江坂任が右足でシュートを放ったが、惜しくも左に外れていった。

　これには放送席で解説を務めた元日本代表MF山瀬功治氏と林陵平氏から驚きの声があがった。このシーンについて実況が「ゴリゴリ重戦車が持っていく」と絶叫。リプレイ映像が流れると山瀬氏は「すごいですね、今のは」とため息が漏れると、林氏は「ダンプカーでしたね、まさに」と表現した。

　さらに実況が「ここで荒木と佐々木ですよ」とJリーグを代表するDF2人をものともしなかったことについて触れると、2人も思わず笑いがもれた。林氏は「笑っちゃいますもんね。すごすぎて。ああいうのは誰が見てもわかりやすいから、おもしろいですよね」と、圧倒的なパワーを見せたルカオを称賛した。