水戸が首位を独走、千葉は4位に後退

　J2リーグは7月5日に各地で第23節の試合を実施。首位の水戸ホーリーホックが勝利して独走状態を築きつつある。

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　水戸はブラウブリッツ秋田と敵地で対戦すると、危なげなく2-0で勝利。直近7試合で6勝と勢いに乗り、勝ち点を45まで伸ばした。一方で2位のベガルタ仙台はカターレ富山に0-1で敗れ勝ち点40にとどまっている。仙台は天皇杯での対戦に続き富山に連敗を喫する形になった。

　そして今節は、プレーオフ圏内のクラブが苦戦した。3位のRB大宮アルディージャがいわきFCに、4位のジェフユナイテッド千葉はサガン鳥栖に、5位の徳島ヴォルティスは藤枝MYFCにそれぞれ敗戦。6位のV・ファーレン長崎が大分トリニータに勝利したのみで、一気に中位から下位のクラブが追い上げてきた。8位のジュビロ磐田は6日にロアッソ熊本と対戦し、勝利すればスコアによって最高で3位まで浮上する可能性がある。

　一方で、降格圏では18位のレノファ山口が北海道コンサドーレ札幌に敗戦。そして、最下位の愛媛FCは7月6日に残留圏最下位の17位モンテディオ山形と対戦する大一番を迎える。

　SNSでは「札幌がどんどんきてる」「気づけは降格3クラブが団子」「水戸さん本物だな」「まだまだ油断できなさそうな魔境J2」「まだまだ何も分からない」「千葉と大宮が急失速」「おかげで混戦に」などコメントが寄せられ、J2の動向に注目が集まっていた。